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着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介

着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介
着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介

着物は、結婚式や成人式など、ハレの日にで着る事が多いです。 着物を着た後は、どのよとうにたためばいいのか、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

こちらでは、着物の種類別たたみ方と、注意ポイントをご紹介していきます。 着物を綺麗にたたみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

種類別!着物のたたみ方

着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介

着物は、種類や用途などで、たたみ方が異なります。 それぞれに適しているたたみ方をすることによって、着物を少しでも長く、綺麗な状態を保てるでしょう。

着物の代表的なたたみ方は以下の通りです。

・本だたみ
・袖だたみ
・長襦袢(ながじゅばん)のたたみ方
・袴のたたみ方
・羽織のたたみ方
・夜着(よぎ)だたみ

それでは、詳細を詳しく見ていきましょう。

本だたみ

本だたみとは、着物のたたみ方の中で、最も基本的なたたみ方です。

振袖・訪問着・喪服をはじめとし、女物・男物・単衣(ひとえ)・袷(あわせ)などの、染め・織りを問わない、ほとんどの着物に有効的です。

なお、刺繍・箔・落款が入っている着物のたたみ方は異なるので、後述します。

本だたみのたたみ方は以下の流れです。

①着物の裾を右側に持ってきた状態で広げ、右脇の縫い目で内側に折り返します。
②手前の衽線(おくみせん)を外側に折り、衿山は肩山と一直線になるよう内側に折り込み、右側の襟ぐりを内側に倒し、左側も同じように倒します。
③奥側の衿を内側に折り、手前の衿にぴったりと合わせます。
④左脇の縫い目を持ち、内側に折って、右脇の縫い目にぴったりと合わせます。
⑤左袖のみ、上に折り返します。
⑥身頃の丈を、二つ折り(または三つ折り)にします。
⑦上の端をしっかりつかんで、裏返しながら、右袖を折り返し完成です。

袖だたみ

袖だたみとは、着物を一次的に収納しておく際や、持ち運ぶ際に用いるたたみ方です。 出先で簡単にたたみたい時にも、便利なたたみ方です。

袖だたみのたたみ方は以下の流れです。

①本だたみとは逆に、着物を外側に縦半分に折ります。左右の外袖・後ろ身頃を綺麗に合わせましょう。
②両袖を身頃に折り重ね、肩山と袖山を綺麗に重ねます。
③身頃を2回二つ折りにし、完成です。

長襦袢(ながじゅばん)のたたみ方

長襦袢は、着物の下に着るとは言え、衿・袖口から見え隠れするため、シワがないように綺麗にたたんでおきましょう。

長襦袢は、着物と似たような形ですが、本だたみと少したたみ方が異なります。

長襦袢(ながじゅばん)のたたみ方は以下の流れです。

①着物の裾を右側に持ってきて広げ、両脇の縫い目を折ると、前面部分が重なる状態になります。
②右脇の縫い目が、中心に合うように折ります。
③右袖口を手前に折り返します。その時、端から1~2㎝は開けておきます。
④左側も同様にたたみます。
⑤身丈を二つ折りにして、完成です。

袴のたたみ方

袴は、卒業式や成人式、結婚式などおめでたい席で着用する事が多いかと思います。 袴は、男女でたたみ方が異なります。 袴の男女別たたみ方は以下の流れです。

=男袴の場合(出世だたみ)=

①袴の前面を上にし、裾を右にくるように広げます。
②袴を裾から3分の1折り返し、上からも3分の1折り返します。
③折りたたんだ袴を正面に整え、紐を結んでいきます。  4本ある紐の、左右それぞれ下2本を四つ折りにし、袴の上で交差した状態で置いておきます。
④左上の紐を、交差している紐に下からくぐらせます。さらに、再度左やや下よりくぐらせ、右斜め下に伸びている部分に重ねるよう巻き込みます。
⑤右上の紐も同じようにくぐらせ、最後は真ん中の輪に通してから、左斜め下に伸びている部分に重ねるよう巻き込みます。

=女袴の場合(石だたみ)=

① ③までが男袴と一緒です。
②左上の紐を、交差している紐に下からくぐらせます。上に余っている部分は、二つ折りにしておきます。
③右上の紐も同じようにくぐらせたら、上に余っていた紐を右下に向かって折り、余りは内側に折り返します。右に余った紐は真ん中の輪に通し、余りは内側に折り返します。

羽織のたたみ方

羽織だたみは、茶羽織やコートにも適用します。 羽織のたたみ方は以下の流れです。

①裾を右にくるように広げ、右身頃のマチをマチ巾中央で折ります。
②左前身頃の衿を、右前身頃の衿の上に重ねます。
③中央で折り、左身頃のマチを、右身頃のマチにそろえて重ねます。
④左袖のみ、上に折り返します。
⑤上の端をしっかりつかんで、裏返しながら、右袖を折り返し完成です。

※丈が長ければ、身頃の端を、折り返しましょう。

袋帯のたたみ方

袋帯のたたみ方は、お太鼓部分にシワの出ないようにたたむのがポイントです。 袋帯のたたみ方は、基本的に3回半分に折りたたんだら、終わりです。

しかし、このたたみ方で、お太鼓部分に折り目がついてしまいそうであれば、手先部分を少し折ることで折り目を調節するようにしましょう。

夜着(よぎ)だたみ

夜着だたみは、子供の着物・二枚重ねの長着や絵羽(えば)模様の着物・夜着(よぎ)・丹前(たんぜん)などのたたみ方です。

また、留袖・男物の紋付き・刺繍(ししゅう)や箔(はく)のある訪問着は、紋や模様を傷めないよう、このたたみ方がおすすめです。

夜着(よぎ)だたみのたたみ方は以下の流れです。

①着物の裾を右にくるように広げ、両脇縫いに沿って綺麗に折ると、前面が重なった状態になります。
②後ろ衿部分も、肩山と一直線になるよう内側に折り込み、右側の襟ぐりを内側に倒し、左側も同じように倒します。
③模様や紋の部分は、こすれないように、たとう紙を当てます。
④左袖が上になるように、両袖を見頃に折り重ねます。
⑤身丈を二つ折りにします。  この時、両袖の模様の部分にも和紙を当て、折り目部分には、折り目が強くつかないように紙や布を丸めたものを置きます。
⑥ ⑤同様に、薄紙と紙や布を丸めたものを使って、更に身丈を二つ折りにします。

着物をたたむ際の注意ポイント

着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介

着物のたたみ方について、種類別にご紹介しましたので、次はたたむ際の注意ポイントを3つに分けてお伝えしていきます。 注意ポイントをおさえておけば、着物をより綺麗にたためるので、良い状態で保管できるでしょう。

・たとう紙の上でたたむ ・広く明るい場所でたたむ ・シワを綺麗に伸ばしながら折ってたたむ

たとう紙の上でたたむ

着物は、大きいたとう紙の上でたたむのがいいでしょう。 たとう紙とは、和紙で出来ていて、通気性や、除湿効果に優れている紙の事です。

たとう紙は「文庫紙」と呼ばれることもあります。 また、たとう紙はカビを防ぐだけでなく、布地にシワをつきづらくしてくれます。

たとう紙の上でたたむ事によって、着物に汚れ・ホコリが付着するのを防ぎ、綺麗にたたみやすいです。

たとう紙は、着物を保管する際に、模様や紋の部分がこすれないよう当てることがありますが、着物をたたむ場面にも活躍します。 たとう紙は、着物を保管するうえで、欠かせない存在です。

広く明るい場所でたたむ

着物をたたむ場所として、広く明るい所が好ましいです。 着物は、身長ほど丈の長さがあるので、広げてみると意外と面積をとります。

そのため、着物をたたむ際には十分な広さがないと、シワの原因になってしまいます。

また、着物を暗い場所で広げると、細かな汚れ・シワなどに気付かないまま、たたんで保管してしまうかもしれません。

着物に付着している汚れをそのまま放置してしまうと、落ちづらくなってしまいます。 そのため、着物をたたむ際には、明るい場所で作業しましょう。

シワを綺麗に伸ばしながら折ってたたむ

着物をたたむ際、軽く手でなでるようにして、シワを綺麗に伸ばしながらたたむのがいいでしょう。

着物の縫い目や折り目を合わせる時に、生地が波打っている状態のままたたんでしまうと、シワが癖づいてしまう可能性があります。

着物をたたむ際は、衿肩・衿丈・広衿をきちんと整えてたたむのが、決め手です。

着物のたたみ方のまとめ

着物のたたみ方を種類別で解説!たたむ際の注意ポイントもご紹介

着物の種類別たたみ方と、たたむ際の注意ポイントをご紹介しました。 着物のたたみ方は、一度手順を覚えてしまえば、それほど難しいものではないかと思います。

また、着物は広く明るい場所にて、たとう紙の上でたたむのが好ましいです。 シワがつかないよう、伸ばしながらたたみましょう。

綺麗にたたんでおけば、次回着るのも楽しみになりますね。

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