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由水十久作品の買取相場とは?買取に出す前に知っておくべき魅力と高額査定のコツ

由水十久作品の買取相場とは?買取に出す前に知っておくべき魅力と高額査定のコツ
由水十久作品の買取相場とは?買取に出す前に知っておくべき魅力と高額査定のコツ

由水十久(ゆうすいとく)は加賀友禅の代表的作家として知られ、過去から現在に渡って多くの着物ファンを魅了しています。

1988年に初代・由水十久が亡くなった後もその高い価値から技術を失わせてはいけないと、初代の長男と次男に精巧な制作技術は受け継がれています。

そんな加賀友禅の着物作家として欠かせない初代・由水十久が手掛けた着物や帯は、現在も根強い人気で高額買取が期待できます。

今回は由水十久(ゆうすいとく)の経歴、着物の特徴をはじめ、由水十久作品の買取相場と高額買取をされるコツを解説します。

由水十久とはどのような作家なのか

由水十久とはどのような作家なのか

昭和の加賀友禅を代表する作家として知られる「初代 由水十久」は加賀友禅協会が認める巨匠の一人です。

初代・由水十久がどのような作家人生を歩んだかをご紹介します。

西暦来歴
1913年金沢市で生まれる
1927年京都で紺谷静焦に師事し、友禅染の修行を10年以上したのち京都で独立
1966年東京・大阪・神戸・金沢などで個展を開くほどまでに活躍の場を広げる
1975年「加賀友禅 由水十久 写真集」を出版し、展示会を立て続けに行う
1977年伝統工芸士に認定
1978年「石川県 指定無形文化財 加賀友禅技術保持者」に認定、染絵集「うなゐ」を出版
1982年イギリス・オックスフォード、西ドイツ・デュッセルドルフにて個展を開催
同年アメリカ・シアトルより招待を受けてシアトル市文化ホールにて個展を開催し、染絵集「夢幻泡泛」を出版
1984年84年版「ユニセフ・グリーティングカード」のデザインに、染絵集「うなゐ」から2点の作品が採択、「続 由水十久作品集」が出版
1988年74才で死去。その5日後に「醍8回 伝統文化 ポーラ大賞」を受賞
1989年父である初代・由水十久の名を長男と次男が襲名
2017年ニューヨークで「二代 由水十久染色展」が開催
2018年日本橋高島屋S.C.の開業記念企画「二代 由水十久 襲名30年展」を開催

二代目にあたる長男と次男は初代の精神である「なごみと遊び心と、お洒落心」を持ち、平成の十久として友禅の未来に託す思いを語っています。

さらに、初代の製作技術を踏襲しながらも友禅作家として、時代と需要に半歩先から答える姿勢を取って製作活動を続けています。

由水十久の着物の特徴

由水十久の着物の特徴

加賀友禅は写実的な自然のモチーフが多い中、それとはまったく異なるアプローチとして由水十久は人物画を好んでいました。

また、由水十久は日本の歴史と文化を唐子(からこ)と呼ばれる童子(どうじ)に見立てた模様を描いているのも特徴です。

唐子(からこ)とは中国風の髪型をした子供のことで、唐王朝時代の中国では多く描かれていて、日本に伝わることで唐子と呼ばれて縁起物とされていたものです。

「釣り目、鉤鼻(かぎばな)、おちょぼ口」の童子を通じて、また童子が着ている衣服の質感や髪の毛一本一本を繊細な筆使いであしらうことで、由水十久は喜びや楽しさ、生命の賛歌を表現しています。

由水十久は子供が多く生まれて欲しいという願いや、子孫繁栄につなげる縁起が良いものとして童子を描いた大量の図案を残しており、そのため童子は由水十久の代名詞とも言えるでしょう。

製作過程における由水十久のこだわり

友禅の歴史では人物をモチーフにした模様は多くなく、初代・由水十久は友禅における人物の造形方法を確立した稀有な作家です。

また、製作過程も独自の方法を編み出しており、例えば特別な意匠は弟子に500回もの回数のポーズを取らせて下絵をこしらえるほどの執念さを発揮し、童子の柄を描くときは着物を弟子や人形に着せて裸体から描いていたというエピソードがあります。

このエピソードから由水十久は着物を着たときに360度きれいに見える着姿を丹念に作り上げてきた様子が伺えます。

加賀友禅の特徴とは?

加賀友禅の発祥は金沢で、京都の友禅染で人気を博した宮崎友禅斎が晩年、加賀に移り住んだ際に作り上げたものが始まりです。

加賀友禅の特徴は落ち着いた色合いを使って花鳥風月などの自然を華やかに描いていることで、その技法でよく使われるのが「加賀五彩」とよばれる臙脂(えんじ)・藍・黄土・草・古代紫の5色で構成される色合いと、刺繍や箔押しといった加飾をせずに染めだけで表現するというものです。

また、加賀友禅にはまるで本物のような装飾を施す「ぼかし」や「虫食い」といった染めの技法もあります。

「ぼかし」とは色のグラデーションを指し、立体的に見せる装飾として様々な作品で使われていますが、一般に加賀友禅では外側から内側に向かってぼかす「外ぼかし」の割合が高いです。

「虫食い」は自然を虫が食べた葉や変色した病葉(わくらば)を指し、描写を本物に近づけることで生命力を表し、柄のアクセントにもなっています。

由水十久作品の買取相場とは?

由水十久作品の買取相場とは?

近年の着物市場において、由水十久の着物・帯は未使用かつ極端に状態の良いものに限り約15万円と高額で買い取られる傾向にあります。

また二代目よりも初代の方が、訪問着や振袖で柄が大きく優美なものの方が、買取価格が高くなる可能性があります。

ですが、長年しまっていることによりホコリっぽくカビのような臭いがする、シワが多くできているなどの状態不良ですと、未使用品にに比べて買取価格は下がってしまいます。

なるべく綺麗な状態のまま査定してもらった方が、高価買取が期待できそうですね。

由水十久を高額買取してもらうポイントとは?

由水十久を高額買取してもらうポイントとは?

由水十久の着物を高額買取してもらうには「正真正銘の由水十久の作品である」と証明するものがなくてはいけません。

由水十久の着物や帯を高額買取してもらうには何が必要なのでしょうか。

ポイント①:落款があること

由水十久は加賀友禅の作家として「加賀染振興協会」による「加賀友禅手描技術登録者」の落款が押されています。

落款はその作家が作ったという確固たる証拠になるので、由水十久の落款があれば高く買い取ってもらえる可能性は上がります。

特に初代・由水十久はすでに亡くなっているため今後新作が出ることはなく、希少価値も高いでしょう。

また由水十久の場合、初代だと四角形、二代目だと六角形の落款というように、同じ作家の名前を継いでいても製作する人物が異なるため落款も異なっているので確認する際には注意してみてください。

ポイント②:着物の保存状態はきれいかどうか

着物の保存状態に問題があるとシミ、シワ、カビ、ホコリが発生し、人間国宝の作品であっても保存状態によっては大幅に買取価格が低くなってしまいます。

着物を収納する際にケースを使う方も多いですが、湿気に弱い性質があるので注意しておく点があります。

まず、たとう紙を交換することです。

たとう紙は和紙できているため通気性がよく、保管している着物の湿気を取ってくれます。

使用期限はだいたい2年~3年ほどなので、普段からたとう紙の予備を保管して時期が来たらすぐに取り換えられるようにしましょう。

また、湿気対策は着物用ハンガーに着物を裏返してかけて、日の当たらない場所に干しましょう。

裏返して干すと着物の日焼け対策になります。

着物の湿気対策は年2回程度の陰干し、たとう紙の交換といった収納前のお手入れに注意を払うなど、そこまで手間がかかるものでもないので、着物の価値を損なわないためにもやってみることをおすすめします。

ただ、既に汚れなどがある着物なら、それ以上傷まないよう丁寧に保管しましょう。

保管は直射日光が当たらず、高温多湿にならない場所を選ばなければなりません。

ポイント③:着物買取専門店に査定をしてもらう

由水十久の着物や帯を買取に出すときは、専門知識を持つ着物買取専門店に査定をしてもらいましょう。

と、いうのも特定の作家が製作した(今回であれば由水十久)市場価値の高い着物は、簡単な査定項目だけでは見極めが難しいからです。

例えばリサイクルショップですと、加賀友禅の代表的な作家という着物の付加価値を把握しておらず着物を衣類として扱って重さだけで査定を行うお店もあります。

重量での査定ですと着物の査定で必須となる価値の見極めが困難なため損をしてしまうケースが少なくありません。

ですので買取査定に出す場合は着物買取専門業者に依頼するようにしましょう。

由水十久作品の買取相場とは?買取に出す前に知っておくべき魅力と高額査定のコツ:まとめ

由水十久作品の買取相場とは?買取に出す前に知っておくべき魅力と高額査定のコツ:まとめ

今回は加賀友禅の代表作家・由水十久の着物についてご紹介しました。

価値の高い作家なので中古品であっても保存状態によっては高額買取が期待できます。

由水十久の着物をお持ちでこれから買取をご希望の方は、着物の価値を適切に見てもらえるように着物の保存状態にも留意しておきましょう。

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