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西陣織の名門、白綾苑大庭の帯の買取価格とは?

西陣織の名門、白綾苑大庭の帯の買取価格とは?
白綾苑大庭の帯の買取

白綾苑大庭(はくりょうえんおおば)とは、創業から70年以上の歴史を誇る京都の西陣織の帯メーカーです。帯の図案はすべて自社開発であり、大胆な色使いや柄の配置が特徴的です。

今回は白綾苑大庭の帯を買取に出そうと考えている方のために、買取相場や高く売るためのコツをお伝えいたします。「白綾苑大庭の帯の買取価格の目安を知りたい」「どれくらいの価値があるのだろうか」とお考えの方は、買取に出す前にまずご一読ください。

白綾苑大庭とは

白綾苑大庭の帯の買取

白綾苑大庭は1941年に創業した京都の有名帯メーカーです。高級袋帯を中心に、丸帯・帯締め・九寸帯・和装小物など多彩な製品を作り出しています。帯のデザイン考案から製作・加工まで一貫して自社で行っており、帯製造への徹底したこだわりが分かります。

西陣織の帯の最高級品の1つとして名高く、多くの着物愛好家から熱い支持を得ています。また、2016年に開催され話題となった伊勢志摩サミットでは、安倍昭恵夫人が白綾苑大庭製の帯を着用しました。有名人御用達の帯であり、どれだけデザイン性と品質が高いかが伺えますね。

白綾苑大庭と言えば鳳凰印

鳳凰(ほうおう)印は白綾苑大庭が創業当初から使い続けている意匠で、商標登録されています。鳳凰は古代中国の空想上の伝説の鳥で、不死の象徴とされるめでたい瑞鳥です。

鳳凰が悠々と空を飛ぶ華やかな姿は美しく、白綾苑大庭の初代・大庭清三郎が目指した優美で鮮やかな織物を見立て、これを自社の意匠としました。すべての作品に必ず織り込まれており、白綾苑大庭の代名詞とも言えます。類似品・模倣品との差別化を図っているので、この鳳凰印が刻まれている帯は白綾苑大庭製の本物ということになります。

白綾苑大庭が開発した葛籠糸と諸糸とは

白綾苑大庭の帯の買取

白綾苑大庭が独自に開発した「葛籠糸(つづらいと)」と「諸糸(もろいと)」という2種類の糸があります。葛籠糸とは、違う太さの糸を使い、お互いの糸が強く絡み合っている構造のものです。

耐久性に秀でているので、毛羽立ちしづらかったり、糸がほつれにくいかったりする特性があります。また、染料と上手く調和するため、深い色味が表れて落ち着いた色彩を表現できます。

諸糸とは、光沢感を発揮することに優れ、艶やかさが引き立つ糸です。強くねじって撚(よ)りをかけたもので、柄に光沢感や凸凹感を表現するときに用いられます。白綾苑大庭では、帯の完成イメージやデザインそのものによって糸を使い分けて製造しています。

独自の糸で製織する帯の特徴

白綾苑大庭の帯の買取

葛籠糸と諸糸を使用した帯には、どのような特徴や魅力があるのでしょうか。白綾苑大庭の帯のどんなところが人気を集めているのかを見てみましょう。

使い心地は帯の中でもバツグン

糸は正絹(本物の天然の絹糸)を100%使用し、軽いのに弾力性に優れ、締めやすいのにシワが生まれにくいという特性があります。帯の最高級品と呼ばれるだけあって、その利便性は群を抜いています。

滑らかな肌触りや光沢感があり格式高い感じがしますが、豪華絢爛な模様が描かれているため明るい式典やパーティなどの華やかな場にふさわしいでしょう。

また、表地と裏地が同じになるように製造され、同じ職人が同じ織機で帯を織り上げています。表地と裏地に違いが生まれないため、柔らかな手触りやしっとりした風合いがあることも特徴的です。

現代的で絵画のようなデザインが魅力的

伸び伸び且つ迫力を持って描かれた柄は、着用すれば目立つこと間違いなしです。白綾苑大庭の帯は「ありきたりな柄ではつまらない」「個性的なデザインが好き」という方に人気がある逸品になります。

絵画のような色彩で表現され、気品があふれる雰囲気で、豪華なデザインなのに知的で優雅な印象になります。モチーフは鳥・蝶・花・葉などの動植物を始め、幾何学模様や抽象画がふんだんに取り込まれています。訪問着や留袖を始め、色無地から振袖まで幅広い着物の種類と合わせても上手くマッチする模様や質感を有しています。

大庭白綾苑の買取相場とは?

大庭白綾苑の買取相場とは?

大庭白綾苑の帯の買取相場ですが、近年の着物買取市場の傾向では高いもので25,000円前後となっています。ただし、傷やシミ・カビ・強い締め跡があるなど、保存状態によっては買取価格が下がってしまうことがあります。

着用後の手入れや普段の保管方法など、帯の保存状態には十分注意してください。今回ご紹介したのはあくまで相場ですので、お持ちの帯の正確な価値が知りたい場合は着物専門の買取業者の査定に出してみましょう。

白綾苑大庭作品を高く売るためのコツ

白綾苑大庭の帯の買取

大庭白綾苑の帯作品は、中古着物市場で高い人気があり、状態が良いものは高価買取が期待できます。ここからはお持ちの帯を高く売るためのコツをご紹介しますので、買取に出す前に確認しておきましょう。

証紙の有無と番号を確認しておく

西陣織の帯や着物を製造しているメーカーの多くは、西陣織工業組合という組合に所属しています。この組合は西陣織の伝統・文化・技法などを守り、次の世代に伝えていくために発足しています。

西陣織工業組合に所属している会社には、組合員であることを証明するために登録ナンバーが1社に1つずつ割り当てられており、その番号を製品につけることで本物の西陣織であることを証明・保証します。白綾苑大庭の西陣織工業組合発行の番号は「840」で、この番号は金色のメガネの形をした証紙に付けられています。

証紙とは「その着物が本物である証明書」であり、証紙と登録ナンバーの両方があれば「本物の大庭白綾苑の帯作品である」ことが担保されるので、買取額が下がることを食い止めらます。もしお持ちの帯に金色でメガネ型で「西陣織工業組合」の文字と840という番号が書かれた証紙があれば、間違いなく大庭白綾苑製の帯ですので高価買取が望めるでしょう。

着物買取の専門業者に買い取ってもらう

いくら証紙や登録ナンバーがあるからといって、その価値が分かる人に査定してもらわないと意味がありません。近所のリサイクルショップや質屋の査定員には着物に特化した知識があるかは分からず、証紙を見ても何のことだか分からないかもしれません。

その結果、帯の価値に見合う正しい買取額がつかず、本来より安く買い取られてしまう恐れがあります。そういった事態を回避すべく、着物買取の専門業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

着物買取を専門的に扱っているので、査定員は着物の知識や査定技術に長けており、着物の価値を充分に理解した上で査定し、適切な買取額をつけてくれます。もちろん証紙や登録ナンバーの意味もきちんと理解しているので、不当な安値で買い取られる心配もありません。

白綾苑大庭の帯の買取:まとめ

白綾苑大庭の帯の買取

白綾苑大庭は西陣織の帯であり、とても高級なものです。新品で買うと何十万円もする逸品ですので、不当な安価で易々と買い取られてしまうのは本当にもったいないです。

着物の真の価値は専門家でないと見抜けませんので、着物買取の専門業者に査定依頼をすることをおすすめします。買取に出した後に「本当はもっと高く買い取ってもらえたはずなのに…」と泣き寝入りしないためにも、適切に業者を選んで買い取ってもらいましょう。

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