お酒コラム

ウィスキーの代名詞「スコッチウィスキー」の魅力

  • ウィスキーは世界中でつくられていますが、ウィスキーの代名詞と言えるのがスコッチウィスキーです。産地ごとの特性を知り、自分好みのものを自在に選ぶために知っておきたい基礎知識をご紹介します。

                           

    蒸留所の数だけ味わいがあるスコッチ

    ウィスキーの根本的な原料と製造方法に大きな違いはありません。それでもウィスキーづくりが世界に広がっていくにつれて、それぞれの国の特産物や気候が活かされるようになりました。中でも、スコットランドは100ほどの蒸留所を持つウィスキーの本場です。蒸留所の数だけ異なる味わいがあるとされるスコッチは6大エリアで大別されます。豊富な収穫量のピートを用いたスモーキーフレーバーが特徴のものや、冷涼な気候で長期熟成されたまろやかなものが多くあります。

    スコッチウィスキーの条件

    スコッチウィスキーはシングルモルトとブレンデットウィスキーに分けられます。シングルモルトとは大麦麦芽だけを使った単式蒸留器で蒸留されたもので1カ所の蒸留所の原酒から作られています。個性的なシングルモルトで有名なものは、スコットランド産と日本産です。ブレンデットウィスキーは、モルト原酒とコーンなどの穀物が含まれるグレーンウィスキーを混合したものです。スコッチウィスキーと名乗れるのは仕込みから蒸留、熟成からボトリングまでのすべての工程をスコットランドで行われたものだけです。また、熟成期間は最低3年以上です。色調整のためのカラメル以外に添加物は入れられません。

    6大エリアのスコッチの個性

    スコットランドは地形が複雑に分断されているため各エリアで気候や湧き水の質が微量に異なっています。それにより、スコットランド国内だけでも多様な味わいのスコッチウィスキーが生み出されるのです。「スペイサイド」はスペイ川流域です。国内の半数にあたる約50カ所もの蒸留所が集まり、「ザ・マッカラン」や「ザ・グレンリベット」といった世界的銘酒の産地です。清涼な気候と澄んだ水に恵まれ大麦の名産地でもあります。不純物が少ない水は仕込み水としても最適です。「ハイランド」はスコットランドの北部一帯です。広大なエリアにある40カ所以上の蒸留所は山麓や平野、海岸、森林とそれぞれ異なった環境に置かれています。北部ではピートの香りがするもの、南部ではピートの香りがないマイルドなものになっています。東部では華やかな味わいで西部では蒸留所ごとの個性が光ります。「ローランド」はイングランドに近く大衆向けの飲みやすい味わいが特徴です。ハイランド地方の南西部の「キャンベルタウン」はドライで塩味のあるものが特徴です。淡路島ほどの大きさの「アイラ」ではピートが効いたスモーキーな風味がメインです。「アイランズ」はスコットランドの本土以外の島です。潮風の香りを感じさせる個性的なウィスキーを生み出しています。

    ウィスキーの価値は何が決める?

    ウィスキーと言ってもその種類と値段は幅広く、コレクションとして扱われる高価なものもあります。その価格を決定づけるのは熟成年数と流通量です。ウィスキーは数年から数十年といった年月の熟成を経て初めて出荷されます。同じ熟成年数のウィスキーが出荷されている横で、熟成庫でじっくりと寝かされた原酒は希少価値が上がります。そのため熟成年数が長いものほど高価となっています。もし飲まないままで眠っているウィスキーがあれば、熟成年数を確認してみましょう。重くて持ち運びが厄介なウィスキーも出張買取なら売るのも簡単です。

知っておきたい!今から使える買取お役立ち情報