骨董品コラム

茶道具としての茶碗と美術品としての茶碗の違い

茶道具としての茶碗と美術品としての茶碗の違い

茶道においては茶碗などの道具を選ぶことも重要視されています。

しかし、茶道とは高額な道具を揃えておけばいいとされる文化ではなく、その場に合った道具を選ぶことが大切です。

ここでは、茶道と茶碗の関係性についてまとめました。





茶道とは何のためにあるのか

茶道というとルールやマナーが細かく決められていて、とっつきにくいイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、日本の茶道はもともと、庶民のためのものでした。

室町時代に村田珠光によって確立されたといわれる日本の茶道は、茶室と呼ばれる質素な個室を作り、庶民がそこに集まってお茶を楽しむということを目的としていました。

つまり、茶道とは『お茶会』だったのです。

どうして細かく礼儀作法が決められたのかというと、日常の慌しさを忘れてお茶と人々との交流に集中できるような配慮からでした。

今でこそ堅苦しい印象のある茶道ですが、昔の人々にとっては仕事の合間に憩いを求めて集まる休息の時間でした。

茶道具の変換から茶道を学ぶ

室町時代、茶道が庶民に寄り添っていた頃は使われていた茶道具も質素なものでした。

そして、庶民は家にある適当な食器を持ち寄ってお茶を楽しんでいたのです。

茶道で大切なのはもてなしの心であり、純粋にお茶を楽しみたい人のために個室がありました。

ところが、織田信長や豊臣秀吉の時代になると茶道が権力者に取り込まれていきます。

権力者はこぞって豪華な個室や茶道具を作り、武将たちを招いて自分たちの力を誇示したのです。

法律で庶民に茶道を禁止していた時代すらありました。

千利休などの茶道家はこの流れに対抗しましたが、豪華な茶道具でお茶をたてることをよしとする風潮は完全に消えていないのです。

観賞用の茶碗と抹茶茶碗は別物

そんな中、豪勢な装飾が施されていたり、高等な技術が使われたりして高価な茶道具が次々に生み出されていきました。

これらの茶道具を古美術として評価する茶道家や研究家もたくさんいます。

しかし、茶道とは本来的に庶民が気軽に楽しめるものであり、これら美術的価値の高い茶道具でお茶をたてるのは『侘びさび』の概念に反するとして避けられるようになりました。

高価な茶道具はあくまでも観賞用に過ぎず、実際にお茶を飲むのに使う抹茶茶碗は、質素で地味なものが用意されることが多くなっています。

これはあまりにも派手な茶碗を使うとお茶本来の味や色が楽しめず、茶道の心から離れてしまうという考えがあるからです。

美術品としての茶碗の価値を知るには買取サービスを

観賞用の茶碗と実際に使う茶碗が別物になったことで、新しく現れたのが観賞用の茶碗を収集する美術マニアです。

彼らは実際にお茶を楽しむわけではなく、あくまでも美術品としての茶道具や茶碗に興味を持っており、価値のある品物に対しては高額を出しても手に入れたいと考えています。

もしも自宅に茶碗が眠っていたり、年代物の茶碗が飾られていたりしたら一度、買取サービスなどで査定をしてもらい価値を確かめてみることをおすすめします。

査定の結果によっては、あなたにとって価値が分からなくてもマニアには需要がある品物だと判明する可能性があります。

あなたの家まで出向いてくれる出張買取サービスだと手間もかからず査定を行ってもらえるので、簡単に茶碗の価値を知ることができます。

お申し込み・ご相談はこちら
0800-817-2539
簡単メール申込

お申し込み・ご相談はこちら
0800-817-2539
簡単メール申込

                   
大切なもの、眠っていませんか?バイセルが高額買取を目指します!無料査定はコチラ!