古銭知識

古銭や記念硬貨が不要になったときの処分方法について

  • 古銭処分
  • 家族の遺品の整理や物置の片づけをしていたら、見たこともない古銭がたくさん出てきた、ということはありませんか?

    「価値があるものなのかどうかもわからない。ただ、古いとはいえ、お金なので捨てるのもためらわれる……」。そう思うこともあるかもしれません。
    ここでは、古銭の処分の仕方についてご説明します。

    処分に困った古銭はどうするべき?

    古銭の処分方法には、以下の7通りの方法があげられます。

      ・古銭買取専門業者で買取してもらう
      ・リサイクルショップで買取してもらう
      ・フリーマーケットやインターネットオークションなどで売る
      ・銀行で現在の硬貨と交換する
      ・ボランティア団体などに寄付する
      ・ゴミとして捨てる
      ・金貨の場合は、金の買取専門の業者に買取してもらう

    古銭の種類や状態によって、適切な方法を選ぶことが大切です。

    古銭を処分したいときは、まず古銭買取を利用

    古銭にはいろいろな種類があり、素人がそれらの価値を正確に見抜くことは困難です。自宅に眠っている古銭が、額面以上の価値のあるものかどうか、処分をする前にまずは一度、古銭の専門買取店で査定をしてもらうのがよいでしょう。

    大判・小判は古銭の買取でも需要が大きく、高額で取引されることも多いようです。

    状態によって価格は異なりますが、たとえば、安政時代の小判や慶長時代の小判になると数十万円、さらに万延時代や享保時代の大判にもなると100万円以上もの高値がつくこともあるようです。

    店によって買取金額が異なりますので、売りたい場合には少なくとも2か所以上で査定をしてもらうのがおすすめです。

    古銭の専門買取店には、古銭を査定するプロの査定士がいます。買取り実績の豊富な店であれば、査定士も経験豊富であるため、基本的には信用できると言えるでしょう。

    また、買取には3通りの方法があります。以下にそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

    店頭買取

    店頭買取は、お店に持ち込むとその場で査定をしてもらえ、査定額に納得がいけばすぐに現金を受け取れる方法です。

    査定額に納得がいかない場合には、その場で交渉することもできます。したがって、交渉が得意で、今すぐに古銭を売りたいという場合は店頭買取が便利でしょう。

    宅配買取

    お店に古銭を持っていく時間がなかったり、近所に買取専門店がない場合や、持っていく手間をかけたくないという場合は、宅配買取が便利です。

    指定の段ボール箱に古銭を入れ、業者の指定する住所に送ると、後日、査定額が知らされ、代金を銀行口座に振り込んでもらえます。

    すぐに現金が欲しいという場合にはおすすめできませんが、査定料や手数料、送料も無料の業者もあるので、忙しい人にとっては便利な方法だと言えます。

    ただし、目の前で査定をしてくれるわけではないので、査定価格が気になるという人は別の方法を選択した方が良いかもしれません。

    出張買取

    電話をして日時を指定すると、店のスタッフが自宅まで来て、査定と買取を行ってくれるサービスです。

    業者によっては、その店の対応エリア外や、出張費を請求される場合があります。出張買取を依頼する場合には、対応エリアや出張費の請求の有無などを事前に確認しておくとよいでしょう。

    いずれの方法で買取してもらう場合でも、古銭の状態には注意が必要です。きれいな古銭のほうが評価が高く、査定額にも影響するので保管状態には十分気を付けたほうがよいでしょう。

    特に、銀貨や銅貨は湿気に弱く、サビが発生しやすいので、湿気が少なく、通気性のいい場所に保管しましょう。

    また、古銭は素手で触らないようにし、保管するための専用の道具を使うときれいな状態を保つことができます。

    古銭処分のその他の方法について

  • 古銭処分
  • 古銭買取以外の古銭の処分方法には、以下があります。具体的に見ていきましょう。

    リサイクルショップ

    リサイクルショップでは、古銭だけに限らず、ブランド品や貴金属、切手、服など、いろいろな種類の不用品をまとめて買取してくれます。

    自宅の片づけなどをしていて、不用品がたくさん出てきた場合には、まとめて持ち込むと比較的高値で買取してくれる場合があるためおすすめです。

    ただし、古銭に限って言えば、多くのリサイクルショップには、古銭専門の鑑定士がいないため、持ち込んだ古銭の中にプレミア価値のある古銭があったとしても、適正な価格がつくことなく、相場よりも安く買取りされてしまう場合があります。

    フリーマーケット、インターネットオークション

    フリーマーケットやインターネットオークションに出品する場合は、自分で売りたい金額を決められますし、よい条件で落札されれば、希望どおりかそれ以上の金額での買取が期待できます。

    インターネットオークションは、時間や場所を選ばず、インターネットに接続できる環境さえあれば、いつでも手軽に出品できる点がメリットです。

    出品にあたっては、業者やリサイクルショップに持ち込むよりも手間がかかりますし、自分で金銭のやり取りをする必要がありますが、慣れている方にとってはよい処分方法だと言えるでしょう。

    銀行で交換

    古銭は、街中のどの銀行でも現在のお金と交換できるわけでありません。交換するには日本銀行に持っていく必要があります。
    日本銀行の窓口では、現在発行はされていないものであっても、有効とされている銀行券18種類または貨幣8種類であれば、現在発行されている新しいお金と交換できます。有効な貨幣には以下があります。

    発行開始年 有効とされる貨幣
    昭和57年500円白銅貨幣
    昭和32年、34年100円銀貨幣
    昭和30年、34年50円ニッケル貨幣
    昭和28年10円青銅貨幣
    昭和23年、24年10円青銅貨幣


    上記以外の古銭については、日本銀行で交換してもらうことはできませんが、記念硬貨については、街中の銀行でも交換してもらえる場合があるようです。

    ボランティア団体などに寄付をする

    発展途上国の支援などを行っているボランティア団体では、古銭を寄付金の一部として受け取ってくれるところもあります。

    寄付された古銭は、コレクターや取扱業者を通して換金され、団体の活動資金にあてられています。団体によって、回収の仕方や規定が異なりますので、寄付を考えている方はまず、回収を行っている団体に問い合わせをしてみましょう。

    ゴミとして古銭を処分するなら

    結論から言うと、古銭はゴミとして捨てることが可能です。ただし、古銭は金属ですので、住んでいる自治体の決まりにしたがって、資源ゴミ(金属)として捨てる必要があります。

    金属の捨て方については、市町村ごとに異なりますので、どういった分類になるかを確かめておきましょう。

    おわりに

    自宅から見つかった古銭や記念硬貨。これらは種類に応じて適切な方法で処分をすれば、思わぬ臨時収入になったり、必要な人に必要な形で手渡したりできます。

    手放す際には少々手間はかかりますが、適切な方法をとれば、忘れられていた古銭が再び日の目を見るかもしれません。

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