古銭知識

奥が深い海外コインを楽しもう

  • 海外コインとは、日本以外の国で流通している、もしくは流通していたコインのことです。コインは紀元前からあったため、その種類は実に多様であり、それぞれの美的価値や資産価値を楽しむことができます。海外コインの歴史や評価基準をご紹介します。

                           

    コインのはじまりである古代コイン

    海外コインの分類方法の1つとして、時代ごとに区分してみる方法があります。これに沿って概観していくと、もっとも古いものでは「古代コイン」があります。これは紀元前後に製造されたコインを指しており、たとえば古代エジプトや古代ギリシャ、古代ローマなどのコインが代表的です。まだ製造技術が発展途上であったので、正確な円形というよりも金塊、銀塊に近い形状に、刻印をほどこしたデザインになっています。各地域で信仰されていた神々や霊的な力が信じられた動物などが刻印されており、アテネやアプロディーテーなどのギリシャ神話の女神、テトラ・ドラクマ銀貨と呼ばれるコインに用いられているフクロウなどが有名です。

    情勢によって左右された中世のアンティークコイン

    中世に製造されたコインは、現在では「アンティークコイン」として分類されています。ここではビザンチン帝国やイギリス、フランス、イタリアなど、国によって多様なコインが発行されましたが、コインの形状は円形に整ってきたとはいえ、まだ不均等でした。国ごとにコインの特徴をみてみると、まずビザンチン帝国では混乱の時代や栄華の時代を繰り返しましたが、その時々に、政情を反映したコインが製造されました。混乱や困窮を抑えたり、好景気を後押ししたりするために、その時々の皇帝を刻印したコインが金貨や銀貨、青銅貨として流通しました。イギリスやフランスなどの西ヨーロッパ諸国でも金貨や銀貨が製造され、王族や神話の紋章でモチーフが採用されました。西ヨーロッパでも経済状況は絶えず揺れ動き、国際貿易に使用されていた金貨は質を維持していたものの、主に国内で用いられた銀貨は支配者の意向に応じて品位や重量が絶えず変化していました。

    より精緻になった近代・現代コイン

    中世を経て近代以降になると、コインも「近代」や「現代」として分類されます。ここではヨーロッパ諸国のコインに加え、アメリカコインも登場し、製造技術の向上や政情安定により精緻で多様なコインが並びます。現在人気のあるコインとしては、イギリスのヴィクトリア女王がデザインされた金貨、フランスならナポレオン3世の100フラン金貨、イタリアならエマヌエレ3世の100リレ金貨などが挙げられます。可愛らしいデザインとしては、スイスのアルプスの少女が刻印された100フラン金貨があります。近代に入ると装飾性に富んだ記念コインも発展していきますが、たとえばアメリカでパナマ太平洋博覧会記念として製造された金貨は八角形をしており、中央にロゴとフクロウが配置されていました。

    状態を識別する基準とは?

    海外コインはその希少性によって価値が決まりますが、コインの状態も値付けに大きく影響します。状態を識別するには基準が設けられており、もっとも高値となるのは「完全未使用品」、すなわち流通せずに製造当時の光沢を保ったものです。使用済みのコインのうちもっとも評価が高いのは「極美品」と呼ばれ、多少のキズや摩耗でおさえられ主要デザインがはっきりと識別できるコインが該当します。それ以降は、キズ、摩耗やデザインの消耗によってランクが分けられ、もっとも低評価になるのはデザインが不明瞭で年号や額面程度が判別できる「劣品」です。

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