古銭知識

千円札が1,000倍になるかも?エラー紙幣やエラー硬貨は銀行で交換するより価値が上がる理由

  • 何気なく手にしたお金がエラーだったことはありませんか。破れていたり汚れていたりするものとは違って、製造過程で起こったトラブルによる変形や印刷ミスのあるお金は思わぬ価値がつくこともあるのです。

                           

    良く見られるエラー紙幣とは?

    破けてしまった紙幣や汚損した紙幣は銀行に持って行けばきれいな状態のものに交換してもらえます。ただし、交換にはいくつか条件があります。3分の2以上残っているなら全額交換、5分の2以上残っているものは半額のみ交換してもらえますが、それ以下なら紙幣として認められず交換もされません。破れたものや汚れたものは、元はきれいな紙幣ですが、製造過程で何らかのトラブルが生じたものが紛れていることがあります。エラー紙幣と呼ばれているものです。エラー紙幣には主にこういう種類があります。 ◯耳つき (紙が折れたまま断裁した場合などに起こるもので、紙幣の角にカットされていない余分な紙が残ったもの) ◯印刷ずれ (印刷が通常とは異なり、両面同じ絵柄になっていたり絵柄がずれて重なったりして印刷されているもの) これらは本来一般的には流通しないものですが、チェックを逃れてしまうことがあります。エラーの状態次第では価値が上がることも珍しい話ではありません。破損や汚損の場合は本来の貨幣価値以上になることはありませんが、エラー紙幣は銀行で交換する前に価値を調べてみましょう。

    コレクターも多いエラー硬貨

    エラー硬貨も時々まぎれていることがあります。こちらも紙幣同様に、気づかれないまま流通してしまったものです。エラー硬貨には次のようなものがよく見られています。 ◯穴ズレまたは穴ナシ (5円玉や50円硬貨の穴がずれているもの、またはまったく開いていないもの) ◯角度ズレ (表と裏の刻印の角度にズレが生じているもの) ◯刻印ズレ (本来の位置とはずれた場所に刻印されているもの) ◯ヘゲエラー (製造中に硬貨がめくれてしまったもの) この他、裏側の刻印が見えてしまっているものや、同じ面に何度か刻印したことで影のように見えるものなどもエラー硬貨として取引されています。

    エラーの状態によっては価値のある逸品に!

    エラー紙幣やエラー硬貨は、それぞれにコレクターがいます。もちろん、エラーの状態によって価値は異なります。中でも、珍しいと言われているヘゲエラーは価値が分かれやすい傾向があります。めくれても1枚の硬貨として塊になっていれば価値がつきますが、めくれ過ぎて完全に浮いてしまったものは価値がつかない場合も多いようです。欲しい人がいるかどうかにもよりますが、中には、本来の価値の1,000円倍?2,000倍の価値に跳ね上がるものも出ています。過去にはエラーの1円が280万円で落札されたということもあるそうです。

    銀行で交換するより買取やオークションへ

    エラーのある紙幣や硬貨は、いつの間にか財布に紛れていることが多いようです。また、誰かが持っていたものを交換してもらう人もいます。しかし、交換してもらう場合も、入手経路のほとんどはおつりや両替など、たまたま流通していたものがほとんどです。知らないうちに思わぬ価値のある紙幣や硬貨を持っている可能性は誰にでもあります。エラー紙幣や硬貨以外にも、時期によって製造枚数が少ないものも本来の価値より高値で買取されているものも少なくありません。エラー紙幣や硬貨ほどの上がり方は期待できないようですが、自分の財布に入っていたらオークションや買取してもらうと、意外な金額になることもあるかもしれません。

知っておきたい!今から使える買取お役立ち情報