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インディアン金貨の買取相場は?プレミアがつく種類の特徴とは

インディアン金貨の買取相場は?プレミアがつく種類の特徴とは

インディアン金貨はコインのコレクターに高い人気のあるアメリカのアンティーク金貨です。

発行当時のアメリカの時代背景から現在市場に出回っている数は少なく、希少価値が高いため高値で取引されます。

コイン買取市場においても、種類によっては目の飛び出るような高額で買取されるケースが存在します。

この記事ではインディアン金貨の概要や特徴に加えて、買取相場やどのような種類のものなら特に高く買取してもらえるかをご紹介します。

また、インディアン金貨を買取に出す際の注意点についても解説します。





インディアン金貨とは

インディアン金貨とは

まず、インディアン金貨とはどのようなものかについて見ていきましょう。

ここでは、インディアン金貨の概要やデザインの特徴についてご紹介します。

インディアン金貨の概要

インディアン金貨は20世紀初頭、アメリカ合衆国政府によって発行された金貨です。

額面は10ドル・5ドル・2.5ドルの3種類があります。

発行年は種類によって若干の差があり、10ドル金貨は1907年~1933年発行、5ドル金貨・2.5ドル金貨は1907年~1929年発行となっています。

10ドル・5ドル・2.5ドル金貨はそれぞれ大きさが異なり、10ドル金貨は重さ約1/2オンス(16.7グラム)で直径が26.8ミリメートル、5ドル金貨は重さ約1/4オンス(8.3グラム)で直径が21.6ミリメートル、2.5ドル金貨は重さ約1/8オンス(4.1グラム)で直径が18.0ミリメートルです。

重さが額面に正比例しています。

金の品位を表す数値はK21.6(21.6金)で、金の純度は90%です。

残りの10%は銅で構成されています。

金の品位は10ドル・5ドル・2.5ドルの3種類とも共通です。

インディアン金貨のデザイン

インディアン金貨のデザイン

アメリカでは古くから、旧1セントコインに代表されるようにアメリカ先住民の頭部をデザインしたコイン(インディアンヘッドタイプ)が発行されてきました。

インディアン金貨もその一種で、表面には羽根帽をかぶったアメリカ先住民の頭部がデザインされています。

ただし、描かれている人物が5ドル・2.5ドル金貨と10ドル金貨では異なります。

5ドル・2.5ドル金貨では老人が、10ドル金貨では若い女性が描かれているように見えます。

表面の人物の特徴から、5ドル・2.5ドルのインディアン金貨は「オールドインディアン」、10ドルのインディアン金貨は「ヤングインディアン」と呼ばれます。

しかし、10ドル金貨のデザインを手がけた彫刻家のセントゴーデンズ氏によれば、10ドル金貨に描かれているのは羽根帽をかぶった自由の女神だということです。

セントゴーデンズ氏は、ほかにも有名なアンティークコイン・セントゴーデンズ金貨のデザインを手がけたことでも知られています。

インディアン金貨の裏面には、3種類とも共通してアメリカの国鳥であるイーグルが描かれています。

裏面のデザインを額面に従って、10ドル金貨を「イーグル」、5ドル金貨を「ハーフイーグル」2.5ドル金貨を「クオーターイーグル」と呼ぶこともあります。

ただし、同じくアメリカ合衆国で発行されている「イーグル金貨」とは別物ですので注意してください。

裏面のイーグルの左側には「In God We Trust(我々は神を信ずる)」と、アメリカの国家としての公式な標語が印字されています。

ただし、この標語がインディアン金貨に印字されるようになったのは1908年の途中からで、1907年のものと1908年のものの一部には印字されていません。

アンティーク金貨としてのインディアン金貨

アンティーク金貨としてのインディアン金貨

インディアン金貨は金の純度が90%と高いので、金としての価値も高いです。

しかし特筆すべきは、アンティーク金貨としての高い価値です。

インディアン金貨はアンティークコイン買取市場で非常に人気があり、高価買取が期待できる金貨です。

そして、発行年代や縁取りの形によってはさらに高い希少価値のつくものがあります。

特に価値の高い10ドル金貨を例に、プレミアのつくインディアン金貨にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

発行年代でプレミアのつくインディアン金貨

インディアン金貨は発行年代によって現存数に差があります。

現存数の少ない年代のものほど希少価値が上がり、高く買取される傾向があります。

具体的には、発行初年の1907年、発行中期の1920年、最終年の1933年に発行されたものには高いプレミアがつきます。

特に1933年発行の金貨は数が極端に少なく、最も高い買取価格がつくようです。

1933年当時のアメリカは世界恐慌と呼ばれる大不況に苦しんでいました。

そして当時、アメリカをはじめとする世界各国は金本位制と呼ばれる貨幣制度を採っていました。

金本位制とは、貨幣価値の基準を金におき、金と交換できる保証書としての紙幣(兌換紙幣)を流通させることです。

この金本位制において、貨幣は“金との交換証”であるため、国は金の保有量に応じた量の貨幣しか発行できませんでした。

世界恐慌から脱却しようにも、貨幣の量をコントロールできないという状況があったのです。

政策により流通量が激減

政策により流通量が激減

そこで1933年、アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領は民間の金保有を禁止し、金貨などを強制的に買い上げる大統領命令を発しました。

これによって民間で保有されていたインディアン金貨も買い上げられ、各年代発行分ともインディアン金貨の流通量は激減しました。

特に、当の1933年に発行されたものは流通が難しく、現存数は限りなくゼロに近くなっています。

ルーズベルト大統領の政策により、1933年発行のインディアン金貨は目が飛び出るほどの高い値がつくプレミアコインとなりました。

インディアン金貨の表面下部には発行された年が印字されていますので、お持ちのインディアン金貨の発行年代をぜひ確かめてみてください。

縁取りの形による付加価値

1908年の途中から、インディアン金貨の裏面に「In God We Trust」と標語が印字されるようになったと言いました。

それ以前、標語がない時代のインディアン金貨は、縁取りの形が3種類に分かれていました。

①ワイヤーのような細い線で縁取りされているもの、②縁取りの部分が丸く膨らんでいるもの、③縁取りの部分が平たくなっているものの3種類です。

標語が印字されるようになる前の初期に発行されたものは、年代による付加価値でも高いプレミアがつきます。

そのなかでも、「②縁取りの部分が丸く膨らんでいるもの」には高い付加価値がつきます。

ちなみに、標語が印字されるようになってからのインディアン金貨の縁取り部分は、すべて平たくなっています。

もし標語がないタイプのインディアン金貨をお持ちなら、縁取りの形も確かめてみてください。

インディアン金貨の買取相場のつけ方

インディアン金貨の買取相場のつけ方

インディアン金貨の買取相場を知るには、2つの要素から考える必要があります。

金としての価値・発行年代などによる付加価値の2つです。

金としての価値

インディアン金貨の買取相場を知るための1つ目の要素は、金としての価値です。

インディアン金貨は90%が金でできていますから、インディアン金貨の買取価格は金相場の変動に影響を受けます。

貴金属買取店の店頭などにその日の金の買取相場が提示されているのを見たことがある方も多いでしょう。

理論上、インディアン金貨の金としての価値は、

金相場×インディアン金貨の重量(10ドル金貨なら16.7グラム)×0.9

という式で算出することができます。

ただし、実際の買取場面では、金相場の9掛けと21.6金の買取価格は一致しないことが多いです。

発行年代などによる付加価値

インディアン金貨の買取相場を知るための2つ目の要素は、発行年代などによる付加価値(アンティーク金貨としての価値)です。

アンティーク金貨としてプレミアのつくインディアン金貨では、買取価格の中でのアンティーク金貨としての価値の占める割合が大きくなります。

1933年発行のものなど希少価値が特に高いものでは、金相場の変動による買取相場の変動が誤差程度に感じられるほどです。

アンティーク金貨としての価値によって買取価格が具体的にどれほどアップするかは、アンティーク金貨の価値が分かる、専門性を持ったコイン買取業者に査定を依頼してみましょう。

インディアン金貨を買取に出すときの注意点は?

インディアン金貨を買取に出すときの注意点は?

インディアン金貨は金としてもアンティーク金貨としても価値がありますが、より高く買取してもらうためには注意しておきたいポイントがあります。

重要なものを2つご紹介します。

インディアン金貨の保存状態は買取価格に直結する

インディアン金貨の買取価格は、アンティーク金貨としての価値が占める割合が大きいですから、金貨の保存状態が買取価格に直結します。

保存状態に関して注意すべき点は、傷と酸化(錆び)です。

傷や錆びがあると、インディアン金貨の買取価格が下がってしまう恐れがあります。

インディアン金貨は金の含有率が90%と高いため、金貨の中でも比較的柔らかいです。

保管方法に気を付けていないと、ちょっとしたトラブルで傷がついてしまうことがあります。

汚れたからと金貨を磨くのも、細かい傷をつけてしまう恐れがあるため避けた方が良いでしょう。

コインカプセルを利用して保管する

インディアン金貨の保管の際には傷が付くのを避けるため、コインカプセルと呼ばれるプラスチック製のケースや、厚紙製のコイン保護ホルダーを使用するようのがおすすめです。

コインカプセルは0.5ミリメートル単位で様々なサイズが売られていますので、お持ちのインディアン金貨の大きさに合うものを選ぶようにしましょう。

厚紙製のホルダーに入れてからコインカプセルに入れるというように、併用することもできます。

冷暗所に保管する

冷暗所に保管する

インディアン金貨の90%は金で出来ていますが、銅が10%混ざっているため、全く錆びないというわけではありません。

湿気が多い場所に長い間保管していると、銅が酸化して錆びが発生してしまうことがあります。

保管場所は、なるべく湿気の少ない冷暗所が理想でしょう。

また、コインカプセルは外気との接触を避ける効果もあるため、湿気対策にも効果を発揮します。

インディアン金貨には偽物が多く出回っている

インディアン金貨は非常に人気があり、希少価値もあることから高値で取引されます。

そのため、残念ながら偽物も多く出回っています。

偽物のインディアン金貨でも、金の純度に応じて金としての価値はありますが、アンティーク金貨としての価値は低いです。

お持ちのインディアン金貨に鑑定書が付いていないと、付いている場合に比べて買取価格が下がってしまうことがあります。

買取業者によっては、鑑定書が無いと買取をしてくれない場合もあります。

インディアン金貨を購入する場合にも、できれば鑑定書が付いたものを購入する方が安心です。

偽物のインディアン金貨を簡単に見分ける場合、図柄の輪郭に注目する方法があります。

偽物のインディアン金貨は本物に比べて、図柄の輪郭がぼんやりとしていることが多いです。

本物のインディアン金貨は人物の顔や帽子の羽根飾りもくっきりとしていますが、偽物ではぼやけていて、印字された文字も少し読みにくくなっています。

ただし、この方法で偽物を確実に見分けられるわけではありません。

偽物の中にも高い技術で精巧に作られたものはあります。

お持ちのインディアン金貨が本物か知りたい場合には、やはりコイン専門の鑑定士に鑑定を依頼するのが無難です。

まとめ

まとめ

アンティーク金貨として高い人気があるインディアン金貨について、特徴や買取相場のつけ方、買取に出すときの注意点をご紹介しました。

アメリカ先住民とイーグルが描かれたインディアン金貨のデザインは人気が高く、特に羽根帽をかぶった自由の女神が描かれた10ドル金貨は高値で取引される傾向があります。

金としての価値よりもアンティーク金貨としての価値が高く、特に発行年代などによって希少価値が高いものは驚くような高額で買取してもらえることがあります。

インディアン金貨を買取に出すなら、保存状態に留意のうえで鑑定書を添えて、コイン専門の買取業者に査定を依頼するようにしましょう。

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