切手コラム

古い切手に価値はある?古い切手の買取

  • 古切手の数々
  • ご自宅の整理中に「古い切手」を見つけた、もしくは親戚や知人から譲り受けた経験があるという方もいるのではないでしょうか?実は戦後の日本では切手の収集がブームとなっていました。国民的行事の開催を記念して発行される「記念切手」などは、全国の切手コレクターが早朝から郵便局に並び買い求めていたほどでした。

    また現在はインターネットの進歩に伴い、電子メールが普及してきたため、手紙を送る機会も減ってきました。そのため切手は現代の若年層には馴染みのないものとなりつつあります。

    とはいえ今は使わないけど、当時の切手が未だに家に残っているという方も多いのではないでしょうか?その中には「切手を売りたい」と考えている人は少なくありません。日本では切手の買取を行っている買取業者も多く、古い切手は希少価値や状態によっては額面以上の価値が付くこともあります。

    ここでは古い切手の価値ついて、そして買取に出したいという方へ、古い切手の買取のポイントを紹介したいと思います。

     

    古い切手の種類とその価値

    世間にはコレクターと呼ばれる収集家が存在します。様々なジャンルに多様なコレクターが存在していて、このコレクターの存在により商品に価値が生まれ買取市場は成立しています。そのなかでも、切手の買取市場は特にこのコレクターによって成り立っている市場となっています。

    TVやインターネットなどのメディアでプレミアの価値がついている切手をみたこともあるかもしれません。特に発行年代の古い切手は、その希少価値から想像もつかないような金額で取引されることもあります。

    収集家も多い切手ですが、一体どのような切手が価値を持っているのでしょうか。次では高額で査定されやすい「中国切手」や高額になりやすい古い切手の代表的なものを紹介したいと思います。

     

    古い切手は額面以上の価値がつくことも?

    冒頭でも少し触れましたが、「記念切手」や「特殊切手」と呼ばれる切手はご存知でしょうか。記念切手は古いものだと、明治27年に発行された「明治天皇銀婚記念」が最も古い記念切手であるといわれています。記念切手はなんらかの国民的行事を記念して発行されてきました。

    また特殊切手とは、国家的宣伝や絵画など文化財の紹介など、何かしらのテーマを持ちシリーズとして発行される切手を指します。こちらも歴史は古く1935年12月に発行された年賀はがき最も古いものとされています。

    この記念切手と特殊切手ですが、年代や種類によって大きく価値は異なってきます。記念切手は販売期間や発行枚数定められていないため、切手ブームの頃の記念切手には、コレクターが殺到したための増刷などもあり世に出回った玉数も多いようです。そのため切手ブームの時代の切手は希少価値が少なくそこまでの高額では買取されないという傾向があります。

    このように希少価値というところが、この後紹介する中国切手にも同じことが言えますが、古い切手の買取では非常に重要になってきます。それではここで高額になりやすい古い切手の代表的なものを紹介したいと思います。


    国内発行の高額切手の代表格

    名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、「見返り美人」と「月に雁」のシリーズは人気も高く高額で取引されている切手です。
    これらは「切手趣味習慣」シリーズの切手の一種で、切手趣味習慣は日本郵便によって現在も年に一回発行されている特殊切手のことを指します。切手趣味習慣シリーズの切手は額面以上の価値を持つ切手も多いですが、中でも「見返り美人」「月に雁」シリーズはコレクターからの需要も高く高額で取引される古い切手の代表格といえるでしょう。

    もしもご自宅で見返り美人・月に雁の切手が大量に見つかったら高額買取が期待できるのでぜひ一度査定に出してみることをおすすめします。また記念切手・特殊切手は非常に種類も豊富なので、価値が分からない古い切手があるというときは、実は価値のある切手だったというケースもあるので注意が必要です。

    参考:見返り美人切手について


「中国切手」はプレミアの価値が付くことも

赤猿切手

中国切手と一口に言っても、種類も多く、全てにプレミアがつくわけではありません。
主にプレミアの価値が付く中国切手は文化大革命の時代に発行された、通称「文革切手」と呼ばれる切手がその対象となります。というのも文化大革命の時代、切手の収集が禁止されたため出回る切手の量も少なくプレミアの価値がつくようです。
また当時の中国切手は国内で禁止されたため国外に流出したものも多く、そこで現在経済が急成長中の中国では流出した切手を国内に買い戻そうという潮流があります。中国人バイヤーが日本に切手の買い付けにくることがあり、このような経緯から中国切手が高額で買い取られるようになりました。

それではここでプレミア中国切手の代名詞的な切手「赤猿」についてご紹介しましょう。赤猿切手は、1980年に中国で発行され、干支の発祥の地である中国で発行される年賀切手ということもあり、発売当初から絶大な人気を誇っていたようです。また発行枚数も多くなかったことも希少価値を高める要因となっています。赤地に子猿が描かれているかわいらしいデザインが特徴的な切手です。この赤猿は発売当初、80枚で1シートだったそうですが、1シート揃ったものが800万円で取引されたこともあるようです。

赤猿切手がご自宅で偶然見つかるということはなかなか無いかもしれませんが、中国切手はその他にもプレミアの価値が付く種類は多くあります。価値の分からない古い中国切手は、切手の買取ショップなどの無料査定などを利用して価値を確認してみるのもいいかもしれません。

参考:赤猿切手について

切手の買取における価値の判別

古い切手アルバム

それではご自宅で古い切手を発見、全く価値も分からない、そんなときはどのように買取に出せばいいのでしょうか。切手の買取においては切手の価値を判断する上で、先述の希少価値に加えて状態も重要となってきます。切手の状態としては、主に「汚れや破れは無いか」「使用状況」、そして「シートかバラか」といったところがポイントとなります。

ここでは古い切手を買取に出す前に抑えておきたいポイントを紹介したいと思います。


古い切手の状態は価値を決める要因になるかもしれません

当然ですが切手は汚れや破れは多ければ多いほどコレクターからの需要は減ってしまいます。買取業者によっては買取不可とみなされてしまうかもしれません。もちろんそれでも希少価値の高い切手や、郵便通貨として価値があるものは買い取ってもらえる可能性はあります。

切手は紙が素材ですので、経年による状態の劣化は避けられません。切手の収集家は、切手専用のアルバムで保管していることが多いので古い切手であっても良好な状態を維持できていることも多いようです。しかし保管に気を配らず煩雑に扱われた切手は黄ばみや破れが多く見られます。より高額で買い取ってもらいたいのなら、可能な限り状態は保つようにするのが望ましいでしょう。
とはいえ思わぬ価値があるということもある切手ですので、状態が悪いと買取に出すのをためらうよりは、一度買取業者の査定を受けて価値を判断してもらったほうがいいかもしれません。


古い切手でもシートであれば価値の低下を防げる

切手を購入したことがある方はシート状の切手をすでにご存知かもしれません。切手は一枚ずつでも購入可能ですが、複数枚購入するとシート状で購入することが出来ます。
切手には「目打ち」と呼ばれるギザギザが付いています。目打ちは本来切手をシートから切り離しやすいようにつけられたもので、切手のコレクターにとっては目打ちの美しさも重要視されるポイントとなっています。つまりシートの切手は切手が切り離されていない状態、目打ちが完璧な状態ということになります。
よって古い切手でもシートであれば価値の低下を防げるようです。
切手をシートでお持ちの方は、シートから切り離して売却しないように注意しましょう。


古い切手は価値の分かる買取業者に査定してもらいましょう

現在切手の買取は、金券ショップや切手買取専門店、またリサイクルショップなど幅広く買取が行われています。そこで重要となってくるのが業者選びです。19世紀から発行されている切手は、これまで数え切れないほどの種類が発行されてきました。

古い切手であればあるほど価値の判断は難しくなります。切手買取に対応している業者は数多くありますが、やはり古い切手の知識や鑑識眼が無い業者に査定を依頼すれば、適正価格で買い取ってもらえない可能性があります。価値を見誤られ安い金額で買い叩かれてしまわないように注意しましょう。

最近では、買取業者は査定にかかる手数料が一切掛からない業者も多く存在します。いくつかの買取業者に査定してもらい提示金額を比較するのも一つの選択肢ではないでしょうか。 また複数の業者に依頼するのは手間も掛かるし持ち込むのが困難という方は、出張買取を行っている業者を積極的に利用するのもいいかもしれません。

どちらにせよ適正な価値を判断してもらうということが古い切手の買取では重要となってきます。古い切手の買取を考えている方は、これを踏まえた上で改めて検討してみてはいかがでしょうか。

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