プレミア切手

飛行試行は価値がある

飛行試行

  • 「飛行試行」は、正式には「飛行郵便試行切手」と言います。

    まず、国内で大正から使用されていた切手の中に、旧大正毛紙切手と呼ばれる普通切手がありました。この切手は大正改元に伴い発行されたもので、昭和12年までの長期間発行されていたものです。この切手図案は、日本国内で初の公募によるデザインの中から採用され、応募者の名前をとって「田沢切手(田沢型旧大正毛紙切手)」とも呼ばれており、額面金額は、5厘・1銭・1銭5厘・2銭・3銭・4銭・5銭・6銭・8銭・10銭・13銭・20銭・25銭・30銭・50銭・1円の全16種発行されていました。

    大正8年、我が国初めての郵便飛行機が東京-大阪間を試験飛行することになり、それを記念して特別に発行されたのが「飛行試行(飛行郵便試行記念切手)」です。

    この切手は、普通切手として使用されていた田沢切手(田沢型旧大正毛紙切手)の額面1銭5厘と3銭の切手上に、石版で飛行機の図柄を加刷したものです。青色デザインの1銭5厘には赤色の飛行機が、赤色デザインの3銭には青色の飛行機がそれぞれ加刷されています。

    発行数量は少なく、そして東京-大阪間の試験飛行という理由から東京と大阪の郵便局での限定発売であったため、1銭5厘のほうが5万枚、3銭が3万枚と非常に少量です。現在では大変入手困難な、切手買取や蒐集家の間でも非常に価値の高いプレミアム切手となっています。また、未使用美品の切手はもちろん、そもそもの現存数が少ないため、使用済みでも高い買取価格で取引されることがあるようです。

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