日本切手

戦前切手は歴史を物語る

戦前切手

  • 戦前切手
  • 戦前切手は、明治時代に前島密が英国の切手料金制度にならい、東京〜大阪間の郵便事業を発案して創業した際に発行された切手です。初めて日本で発行された切手は「竜切手」とよばれる4種類で、図案に雷紋と七宝の輪郭文様の中に向かい合った竜が描かれていることにちなんでいます。竜切手はサイズが19.5ミリの四方の正方形であり現在のように目打ちや糊もなく額面は四十八文、百文、二百文、五百文でした。当時の我が国の印刷技術はまだ粗く、銅板に一つ一つ手彫りで削られた板を使用して印刷されていました。この手彫り切手は、手作業で印刷されるためにどうしても微妙な差異が生れ、特に五百文のエラー切手は使用済みでもオークションで3,500万円で取引されるくらいのプレミアムの付く品でした。大正時代になると切手のデザインを公募したり、偽造防止のためにすかしを採用し、印刷される紙にも繊維が入った毛紙を使用するなど大きく変化をしていきます。1923年に起こった関東大震災によって東京にあった印刷局や逓信省が被災し、倉庫にあった切手も焼失してしまったために全国的に切手が不足し、大阪市内の民間の印刷会社で切手を印刷することになりました。この時に製造された切手は「震災切手」と呼ばれています。これは暫定的にその時をしのぐための物でしたので、印刷は平版印刷と簡潔なもの、用紙のすかしも「震災すかし」と呼ばれる簡単なもの、規則的な目打や裏のりが省かれた状態で販売されました。戦前に発行された切手の図案の特徴として、天皇や皇族に関するものや、皇室にゆかりのある神社、はたまた飛行機をモチーフにしたものが多く、航空機の発展の助成を目的とした切手は「愛国」の文字が入っていることから、通称「愛国切手」と呼ばれています。戦後はGHQにより、愛国主義のある図案の切手は「追放切手」とされ、使用が禁止となりました。

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