日本切手

年賀切手・お年玉切手シートをお持ちなら

年賀切手・お年玉切手シート

  • 年賀切手

    年賀切手は、年賀葉書のように新年の特定期間にやりとりされる郵便物に貼るために発行されたものです。日本の他にも韓国、中国、台湾などの東アジアの国々で発行されています。世界で最初に年賀切手を発行したのは南米のパラグアイで1931年に1932年用の年賀切手として発行されたものとされています。それに次ぐ形で、日本は1935年12月1日に「昭和十一年年賀用切手」を発行します。この年賀切手の額面は1銭5厘で、渡辺崋山の「富嶽図」に松竹梅の枠を配した普通切手と同じサイズのものでした。発行枚数は当時としては大量である3億3163万枚で、その中の約2億5000万枚がその年のうちに販売されました。年賀切手は翌年の1936年にも発行されましたが、1937年の盧溝橋事件をきっかけとして虚礼廃止運動が起こり、年賀状の取り扱いも1938年で一度廃止になります。戦後になり、改めて年賀切手が発行されたのは、1948年12月13日の「昭和24年用年賀切手」です。翌年の「昭和25年用年賀切手」は1950年2月1日と新年が明けたあとの発行であったため年賀のあいさつには使えないものでした。1989年からは年賀はがきと同様にくじが付いた封書用の年賀切手が発行され、1990年からは私製葉書用の額面のくじ付き切手が発行されるようになりました。1992年以降から現在に至っては葉書用、封書用の他に、寄附金付き切手の封書用と葉書用の4種類が発行されています。また、2014年より海外在住の方々への郵便による年賀状やクリスマスカードなどの季節のあいさつに使用できる差額用18円海外グリーティング切手が発売されるようになりました。

  • お年玉切手シート

    お年玉切手シートのはじまりは、昭和25年お年玉付郵便はがきのくじの景品からです。
    昭和25年は寅年ということから、図柄は、円山応挙「龍虎の図」(応挙のとら)で赤の単色刷りで発行されました。この切手シートは景品数に合わせて400万枚用意されましたが、実際に引き換えられたのは90万枚弱ほどしかなく、現存数もきわめて少ないため、大変希少で蒐集家の中でも評価の高いお年玉切手シートとなっています。
    現在ではお年玉切手シートのデザインというと干支をモチーフとした図柄が一般的ですが、初めのうちは、「おきなの面(昭和27年)」「三番叟人形(昭和28年)」や「こぼし(昭和30年)」、「鯛えびす(昭和34年)」など、必ずしも干支にちなんだものではありませんでした。昭和35年(子年)の「米くいねずみ」以降から、干支の図柄が連続して採用されるようになります。またこれら切手の価値としては、シミや汚れ、焼けなどの状態が大きく影響するため、古ければ高い価値がつくというわけではありませんが、初代から昭和30年前後ぐらいまでの初期のものが比較的高額で取引される傾向があるようです。
    ご存知の通り、お年玉切手シートはお年玉付き年賀はがきのくじの景品として引き換えできるもので、最近では100本に2本の確率で当選しますが、年始のあいさつをメールなどで済ます人が増えてきた昨今では、一時期よりむしろ当選しにくくなってきたのかもしれません。

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