中国切手

梅蘭芳舞台芸術シートは高額買取

梅蘭芳舞台芸術シート

  • 梅蘭芳舞台芸術シート
  • 梅蘭芳は、1961年~1996年にかけて活躍した、中国の古典演劇である戯曲京劇の俳優です。女形として「四大名旦」に名を連ね、京劇の近代化に尽力し「梅派」を創設させるほど重鎮です。その梅蘭芳が演じる舞台上の姿を写し取ったもの、それが梅蘭芳舞台芸術小型シート 8種完です。

    京劇の中の旦は、その技量一つで劇団のランクや人気を左右するスーパースターの位置づけで、大変責任ある立場です。梅蘭芳の演じる美しく繊細な女性姿は、北京を訪れる外国人がこぞって舞台に押し掛ける程であったとされています。そうした観客たちに対し、彼は自宅で茶会など開いてもてなしたり、時には芝居を見せる事もあったそうです。そんな彼は海外での京劇公演も積極的に行い、京劇の素晴らしさを世界に伝える立役者でもありました。今でもその名は強く残り、彼の生涯を映像作品に起こしたり、舞台化した作品は様々に存在します。web上を探してみるとサイトによっては予告動画を閲覧できるようになっていて、ほんの短いその映像からも、魅了されて納得の迫力と美しさが鮮烈に目に焼き付けられます。

    1962年に発行された小型シートは、そんな彼の功績を称える意味も含め大変人気の品でしたが、当初から発行された枚数が少ない事もあり、かなりのプレミアム品として高額買取りを申し出る収集家が多かったそうです。しかしながら他の中国切手同様、文化大革命時代によりその多くは焼却処分されました。なんとか守り抜こうとしたストックブックやアルバム、ポケットリーフですら残さぬよう、当時の政府の徹底した対応はすさまじかったそうです。結果、元来少量の発行枚数であった希少性が更に高まることとなり、コレクターの中には未使用極美品の場合ならば200万円という価格で買うと宣言する収集家も出たほどです。

    それから時が経ち、中国の経済発展を背景として富裕層の間で切手ブームは再燃し、投機目的も相まって過去に中国切手収集ブームがあった日本に自国の切手を求め、その方法として専門店や金券ショップ、査定や買取を行う業者やその他古物市を利用しに来るという現象も少なからず起こっています。中には自身の保有する不要な中国記念切手や普通切手等を収納したファイルを片手に交換を持ちかけたり、額面による取引を請うケースも多いそうです。梅蘭芳小型シートの人気というのは、国内のイデオロギーを背景とした所以だけではなく、中国全土の代表となる、その美しい伝統文化・芸術を余すことなく図案としたところに、人々を魅了する力があるのでしょう。

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