着物コラム

着物の着付けと帯に適した結び方

  • 日本に生まれた女性ですと、幼少には七五三、成人式では振袖、習い事で茶道や生け花教室など、こと着物を着用する機会も多いのではないでしょうか。「着物の着付けは難しい」そんなイメージを持つ女性は少なくないといいます。しかし、着物の着付け教室に通ったり、着付けの方法や帯の結び方を知れば、難しくなんてありません。着付けを行う中で悩みがちなのが帯の結び方。帯は様々な種類があり、それぞれ結び方も違います。ここでは代表的な帯の種類に触れつつ、ベーシックな結び方から個性的で可愛らしい結び方と、シーンごとにおすすめの帯の結び方をいくつかご紹介します。着物の着付けに関する「いろは」を知ることで、着物を綺麗に着こなす方法を知るだけでなく、大和撫子ともいえる、美しい日本女性を目指してみましょう。

    着付けの時に押さえておきたい結び方:袋帯編

    二重太鼓は帯の結び方で最もポピュラー

    袋帯を使った結び方の中で最もポピュラーと言える「二重太鼓」という結び方についてご紹介します。二重太鼓は晴れやかな場やお祝いの場での着装する時にこの結びを用いることがほとんどです。社交の場や礼装の場えといえばこの結びが最もポピュラーといえるでしょう。

    扇太鼓はお祝いの場に向いた結び方

    この結び方は袋帯だけでなく名古屋帯でも結ぶことができます。扇太鼓という名前は袋帯を使った場合の名前となり、名古屋帯を使った際は名前が変わります。ちなみに花街の太鼓橋の形が名前の由来と言われています。二重太鼓と同じく、お祝いの場に向いた結び方と言え、お祝いの気持ちを表現する意味合いが込められています。華やかさだけでいえば、この結びが一番です。

    福良雀は帯の結び方の中でも粋とされる

    この結び方は振袖の帯結びとして考案された結び方です。帯の見た目から、寒さをしのぐ雀を正面から捉えた姿が由来とされています。また、名前には幸せが長く続くようにという先人の願いが込められています。最近ではあまり見なくなった結びではありますが、愛らしい雰囲気は時代を超えて愛らしい雰囲気は晴れやかな場に合うといえるでしょう。


    着付けの時に押さえておきたい結び方:名古屋帯編

    利便性や実用性が高いお太鼓

    名古屋帯を用いた結びの中で代表的な帯結びといえば、お太鼓でしょう。着物を着用する方の多くが名古屋帯の着用が多く、そしてこのお太鼓結びというくらい見る機会が多いといえるでしょう。それほど名古屋帯の種類は多く、利便性や実用性が高いのです。お太鼓の形を作る時には身長の有無も全体の見た目のバランスが重要ですから、コンパクトにまとめたい時はお太鼓の大きさを小さくまとめると良いでしょう。

    考案されてから長い歴史を持つ角出し

    江戸時代に考案された古い結び方の一つです。近代になるにつれ結び方も変化しており、現在の角出しの形と古来の結び方とは形状も異なっています。お太鼓の中の中に手を通したような形になり、下の部分がやや角張り、シャープな印象を与えます。

    お太鼓に飽きた方におすすめ、銀座結び

    この結びは角出しをアレンジしたもので、戦後に銀座のホステスが考案して結び始めたことからこの呼び名がつきました。作り方としてはお太鼓を作り、長めにとった手先をお太鼓の中に入れ、帯締めを締める方法で結ばれます。お太鼓に飽きた方におすすめ、良いアクセントになることまちがいなしです。


    着付けの時に押さえておきたい結び方:半巾帯編

    浴衣を着る女性の大半は文庫結び

    文庫結びは半巾帯だけでなく浴衣帯でも同様に結べるお手軽な結びです。この結びが生まれたのは戦国時代といわれ、古典的な帯結びです。しかし現代においては浴衣を着用する若い女性の大半が文庫結びにしていることもあり、多くの割合を占めるといえるでしょう。なぜこの割合が多いかというと、浴衣とセットで販売されている付け帯は最初から蝶結びもしくは文庫結びになっており、それも原因の一つかもしれません。

    帯の結び方といえば一文字結び

    半幅帯や浴衣帯の代表的な結び方といえば、外せない結びといえば、この一文字結びでしょう。お祭りの時や軽快な装いの時に似合う結びです。また、普段の装いの場合だけでなく、袴といった装いの時は一文字結びが似合いますね。

    他の人と差をつけたいなら貝の口

    貝の口結びは、名前の通り、背中に貝の口がぴったりと付いたような見た目で、華やかさよりも動きやすさなど実用性を優先させた日常で着物を着る時に用いられる結びと言えます。他の結びのように引っかかりがないので動きやすいです。ちょっとした買い物にも貝の口がおすすめといえます。

    このように帯の結び方は帯の種類によりこれだけありますし、ここに紹介した以外にもまだまだたくさんあります。着物の着付けの中で帯の結び方を知っておけば、今まで以上に着物を楽しむコツに繋がります。また、着物の着付け方法や帯の結び方に慣れることでさらに美しい和装女性を目指してみませんか。

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