着物の種類

アンティーク着物のデザインは注目のまと

アンティーク着物

  • アンティーク着物とは、フランス語の「骨董品」と日本語の「着物」を組み合わせた造語であることは見た通りです。1934年に通商関税法で“アンティークの定義は「100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」を指す”とされた後はそれが通説となりましたが、アンティーク着物に関して言えば「昭和初期以前に織られた反物で仕立てられた着物のうち、特に状態の良いもの・質の高いもの」という認識が一般的です。

    仕立てた当時は庶民向けの着物だった銘仙や久留米絣などといったアンティーク着物が今、脚光を浴びています。大正ロマンや昭和モダンと呼ばれる幾何学模様や西洋的な花柄、そしてアール・デコやアールヌーボーを意識した西洋美術の様式を取り入れたデザインなどが特に注目されているのです。当時は大幅な技術革新もあり、染料や蚕(絹糸)の改良・より新しい染色技法の開発などが活発に行われる中、モダンで西洋的な柄の着物が多く生産・販売されました。日本人が日常的に着物を着ていた時代に作られたそれらは、染めや縫製が丁寧で、なによりも着やすさが工夫されているのも人気の理由なのでしょう。特に足利銘仙や伊勢崎銘仙、秩父銘仙など、大正時代から昭和初期にかけて織られた銘仙は格別の風情を持ち、久留米絣や川越唐桟などの上質な品とともに人気があります。

    近年のレトロブームにより需要が高まる一方、現代の技法でアンティーク着物を再現することは大変難しく、仮に同じ着物を作ろうとすると、驚くほど高い費用が必要となります。だからこそ、現存するアンティーク着物は高額での買取を見込める品なのです。

知っておきたい!今から使える買取お役立ち情報