着物買取について

【辻が花買取】着物買取における相場価格と高額買取のコツ

初代一竹辻が花

着物買取において高額で買取されることの多い辻が花。久保田一竹の一竹辻が花ともなると買取価格は数十万円となることも珍しくありません。

今回は辻が花という着物について、そして買取相場情報や、また高値が付く辻が花の特徴をご紹介します。辻が花の買取をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。





辻が花とは?

辻が花ってどんな着物?

辻が花とは室町時代から安土桃山時代にかけて用いられた絞り染めの技法で、絞り染めに描絵・摺り箔・刺繍が施された着物です。

当時、最も流行した着物で、染め物といえばこの辻が花を指すほどに、染色作品として一般に普及していました。

まず最初に施された装飾は描き絵で、花びらなどを描いたデザインが多かったのですが、当時の上流階級の人々の目にも止まるようになり、装飾もさらに加えられるようになり色彩や表現がより豊かになりました。

幻の染・辻が花

16世紀半ば、日本の染色工芸は、海外の染色技術の流入により素材や技法が多様化していきました。

刺繍と金箔を併用した縫箔と呼ばれる加飾法なども誕生し、当時の豪華絢爛たる文化を演出する技法が創り出されていました。

そんな中、生まれた辻が花ですが、当時の辻が花の現存数は300点足らずで、現在は「幻の染」とも呼ばれています。

また文献によると、1596年には豊臣秀吉が明国の使者へ、帰国の際に辻が花を贈ったという記述が残っていたり、織田信長の妹であるお市も肖像画の中で辻が花を着用している姿が見られたりと歴史上の偉人にも愛されていたことが分かります。

突如、姿を消した辻が花という技法

辻が花は、縫い締め防染による染を中心としていました。ところが江戸時代に入ると、糊で防染する友禅の技法が確立され普及していきます。

図柄の自由度や手間数で劣る辻が花の技法は、友禅の台頭により急速に衰退していきます。

技術の急速な消失も、「幻の染」と呼ばれる所以となっています。そして次項で紹介する久保田一竹の辻が花にも繋がっていきます。

久保田一竹独自の染「一竹辻が花」

久保田一竹独自の染「一竹辻が花」

辻が花と言えば、久保田一竹の名前を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?着物買取においても高額で買取が行なわれているのはこの染色家・久保田一竹の「一竹辻が花」です。

1937年、20歳の時に辻が花の小裂に魅了された久保田一竹は、以来この辻が花染を復活させたいと考え、日夜、辻が花の研究に努めました。その後、当時の技術の復活が不可能と判断した、久保田一竹は、「度重なる重ね染め・重厚な絞り・独創的デザイン及び色調」を基調とした独自の辻が花を完成させ、「一竹辻が花」と名付けました。

こうして1962年、世に発表された一竹辻が花は、国内外で多数の展覧会が開催され、多くのファンを魅了し開花していったのです。

辻が花の買取相場について

一竹工房辻が花の色無地

一口に辻が花と言えど、柄をつけるひとつの手法であり、作家や工房も多数存在します。

京屋林蔵、吉野一廉(ひとかど)、大脇一心、小倉淳史、水野保、翠山(株式会社桐屋のブランド)など数多くの作家、染め屋がありますが、やはり最も有名なのは久保田一竹と一竹工房の辻が花になります。

染の美しさもさることながら、着物ファンからしても「一度は着てみたい!」と思うブランド力もその価値を後押しする要因となっています。

一竹辻が花は高額買取に期待!

久保田一竹の帯

買取価格の面でも、初代一竹、二代目一竹、一竹工房の作品は頭一つ二つ抜けています。

保管状態にもよりますが、

  • 初代一竹 ⇒ 6~20万円

  • 二代目一竹 ⇒ 5~15万円

  • 一竹工房 ⇒ 2~10万円

が平均した買取相場になっています。

久保田一竹など有名作家の落款がついている辻が花をお持ちであれば、高額買取も期待できるかもしれません。

しかし、売却の際には気を付けなければいけない点もあります。

辻が花を売却する時は売却先を慎重に選ぼう

辻が花は中古品着物の中でも非常に人気が高く、リサイクルショップや着物買取店の多くで、辻が花を買い取ってくれます。

しかし、リサイクルショップなどには着物の専門知識を持った査定員が在籍しておらず、辻が花の適正な価値を見極められないまま買い取られてしまうケースが少なくありません。

そのため辻が花のような価値のある着物は、その価値をしっかりと見極められる着物査定のプロが在籍している買取業者を選択した方が良いでしょう。

売却前に辻が花の手入れを行おう

いくら価値のある辻が花でも、査定の際の見栄えの良さは査定額にも影響する場合があります。

売却前に綺麗な状態にしておこうと、着物をクリーニングに出す方が多いですが、それだけでは十分とは言えません。

クリーニングから戻ってきた辻が花をすぐに査定に出すなら良いのですが、そうはいかずしばらく保管する方もいらっしゃるでしょう。

そのため、クリーニングに出してから1度も着用していなくとも、売却直前には「埃や髪の毛、ペットの毛」などが付着していないかチェックし、万が一付着している場合はしっかりと払いましょう。

辻が花の買取相場はどのように決まる?

辻が花の買取相場はどのように決まる?

それでは辻が花の買取相場はどのように決まっているのでしょうか?買取相場に影響を与えるポイントをご紹介します。

柄と色合い

辻が花は、他の着物同様に、柄が重たければ重いほど工数を要するため評価が上がります。色合いに関しても暗い色合いが人気なため、買取相場も上昇します。

作家

先ほどもお伝えしましたが、京屋林蔵、吉野一廉(ひとかど)、大脇一心、小倉淳史、水野保、翠山など、辻が花の技法を用いた作品を作っています。久保田一竹でなくとも、作家物であれば、数万円の値が付くことも珍しくありません。

「辻が花」は「辻が花柄」か

「辻が花」の基本は「絞り染め」です。そこに描き絵や箔・刺繍などを用い、絞り染めの持つ美しさを最大限に引き出すのが辻が花という技法です。現在、着物市場には辻が花を模した、「辻が花柄」の着物も存在します。「辻が花」と「辻が花柄」の着物では買取価格に大きな差が出てしまいますので注意が必要です。

まとめ:【辻が花買取】着物買取における相場価格と高額買取のコツ

まとめ:【辻が花買取】着物買取における相場価格と高額買取のコツ

今日は、日本の伝統的な染めの技法である辻が花についてご紹介しました。

中古であっても需要は大きく高額買取にも十分に期待できる着物ですので、不要であれば状態が劣化して価値を下げる前に早めに売却することをオススメします。

そしてその際は、ぜひ今回ご紹介した買取相場や買取価格を決めるポイントを押さえ、高価買取を狙っていきましょう。

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