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帯屋捨松の帯の特徴は?買取相場や高く買取してもらうコツをご紹介

帯屋捨松の帯の特徴は?高く買取してもらうコツをご紹介

帯屋捨松はその名の通り、京都西陣に本社を置く帯専門の織元です。

帯屋捨松の帯はひとつひとつが気の遠くなるような作業を経て織りあげられた、こだわりのものでありながら、袋帯、八寸名古屋帯や九寸名古屋帯など30種類以上もの商品を展開しており、品質の高さに加えて品数の多さも人気の理由だと言えるでしょう。

今回は、京都西陣の帯専門の織元である帯屋捨松の概要と帯の特徴、買取相場や高く売るためのコツについてご紹介します。





帯屋捨松とは

帯屋捨松とは

帯屋捨松が京都西陣で創業したのは江戸時代後期の1854年、元号が嘉永から安政に変わるころです。

社屋は「景観重要文化財」・「歴史的風致形成建造物」に指定されるなど、長い歴史のある帯専門の織元です。

かつては帯屋捨松でも帯の量産を行っていたことがありましたが、現在では量よりも質に重きを置いて高品質な帯を製作し、多くの人々を魅了し続けています。

ここでは帯屋捨松の歩みや作品の特徴、帯屋捨松の代表作などについてご紹介していきます。

「量から質へ」帯屋捨松の転換点

帯屋捨松が量産から質にこだわった帯の製作に舵を切ったきっかけは昭和30年代、帯屋捨松の六代目・木村弥次郎と、図案家であり織匠・染色家の徳田義三との出会いでした。

木村弥次郎は徳田義三に弟子入りして帯づくりの技術と精神を学び、修行を終えると帯屋捨松に戻ります。

木村弥次郎は「美しさとは何か」と「生きているとは何か」が同軸にあること、伝統美と古典に尊敬の念を抱きながら、改新の心を持ち続けるといった感性と精神を徳田義三から受け継ぎました。

木村弥次郎が受け継いだ感性と精神は、今でも帯屋捨松の帯作りの中軸となっています。

中国進出!手織の技術を後世に残すための決断

帯屋捨松のすべての帯は京都・西陣の本社工場にて意匠・配色を行っていますが、製織については約7割は国内で、残りの約3割を中国工場で行っています。

帯屋捨松が中国に進出した1989年当時、国内の着物産業は低迷していました。

着物人気の低下や、それに伴って職人に満足のいく工賃を支払えないことから職人の世代交代が上手くいかず、近い将来手織の技術そのものが廃れてしまうという危機に直面していたのです。

伝統ある京都・西陣織の織元が海外に生産拠点を持つというのは異例のことではありましたが、帯屋捨松は帯の品質と手織の技術を守っていくために海外に活路を求めました。

手織り職人の仕事風景

進出先として中国を選んだのにはれっきとした理由があります。

元来、西陣織は中国から渡来した錦などが国内において発展したものです。

「呉服」という言葉があるように(「呉の国の服」が由来)、中国は西陣織の先祖が生まれた国なのです。

さらに中国には元々、蘇州刺繍など繊細で精巧な技術があり、中国人は左右の区別なく両手を利き手に出来るほど器用な民族でもあるなど、手織の技術を継承していくにはうってつけの国だったのです。

帯屋捨松では西陣伝統の分業制を廃止し、紋図(もんず)から緯巻き(ぬきまき)、整経(せいけい)まで一人でできるよう、職人の指導と技術継承を行ってきました。

その結果現在では、日本・中国の両国で高い品質を保つ「帯屋捨松の帯」を作ることのできる職人が育ちました。

高品質な帯を安定生産できるとともに、一人の職人が広い技術を持つことで、後継者不足によって技術が失われてしまう事態を防いでいます。

屋号の由来

かつての「木村捨織物所(きむらすておりものしょ)」から現在の「帯屋捨松」と屋号を変えたのは、六代目・木村弥次郎の師匠でもある京都西陣の名匠・徳田義三で、「捨松」とは現在の当主、七代目・木村博之の曾祖父の名前です。

昔は「七歳までは神のうち」という言葉があるほど、子どもの死亡率が高いという状況がありました。

しかし「捨て子は丈夫に育つ」という言い伝えがあったことから、子供の無事な成長を願って松の木の根元に捨て子のまねごとをしたのが「捨松」の名前の由来です。

豊臣秀吉の子、秀頼の幼名「拾丸」も同じ言い伝えからきており、「(一度捨てた形にした後)拾った子だ」という意味が込められています。

帯屋捨松の作品の買取相場とは

帯屋捨松の作品の買取相場とは

帯屋捨松の帯の買取相場は約12,000円前後となっていますが、デザインや色が人気のものか、帯の状態はどうかなどが買取価格を大きく左右する要因です。

帯は定期的なお手入れを施さないとシミやシワが発生してしまうため、今以上の価値を落とさないためにも早めに査定してもらった方が良いでしょう。

着物買取専門店の査定員であれば親切丁寧な対応をしてくれるので、遠慮なく気になることを聞いてみましょう。

現在の帯屋捨松の買取相場や、査定に出した帯の価値を教えてもらうのも良いですね。

帯屋捨松の帯を高く買い取ってもらうには

帯屋捨松の帯を高く買い取ってもらうには

帯屋捨松の帯はどれも品質が高くて人気があるため、買取価格が高くなる傾向にあります。

そんな帯屋捨松の帯の価値を損なうことなく、高く買い取ってもらうためには、いくつか注意点がありますのでご紹介します。

西陣織工業組合の証紙が付いているか

西陣の帯には、西陣織工業組合が発行するメガネ型の証紙が必ず貼付されています。

帯屋捨松も西陣織工業組合に加盟していますので、帯屋捨松の帯を新品で購入した際には「48」という帯屋捨松の帯であることを表す証紙番号が刻印された証紙が付いているはずです。

買取査定時にこの証紙を提示することで「帯屋捨松の帯である」ことを証明できるため、高価買取につながります。

帯屋捨松の帯は保管方法に注意

いくら帯屋捨松の帯とはいっても、傷やシミ・シワ・汚れ・カビなどがあると買取価格が下がってしまうことがあります。

帯屋捨松の帯を高く買い取ってもらうには、保存状態が重要な要素になってきますので、帯を保管する上での具体的な注意点について、ここではいくつかご紹介します。

保管場所の湿気には要注意

帯を湿気の多い場所に保管しているとカビや虫が発生する原因にもなり、帯の保存状態が損なわれてしまう恐れがあります。

昔から帯や着物の保管に桐たんすが良いと言われるのは桐に湿気を適度に保つ作用があるためです。

桐たんすに加えて防虫剤や乾燥剤などを活用し、なるべく湿気の少ない環境で帯を保管しましょう。

しまい方にも注意

帯をビニール袋に入れて保管すると、湿気がたまるだけでなく、ビニールの化学変化により思わぬトラブルの原因になる恐れがあります。

そのため、帯はたとう紙(あるいは糊気のない白い木綿の布)に包んでしまうのがおすすめです。

防虫剤や乾燥剤が帯に直接触れるとシミの原因になることがありますから、使用上の注意をよく読み、たとう紙の上に置くなど慎重に取り扱いましょう。

また、帯と小物を一緒に保管しているとシワや変色などの原因になることがあり、特に金・銀の糸や箔を使った帯はゴム製品などの硫黄分を含んだものに弱い性質があります。

アイテムごとに分けて保管することを心掛けましょう。

着用していなくても定期的に虫干しを

帯は湿気に弱いですから、たとえ着用しなくても定期的に虫干しをしてあげると良いでしょう。

年に二度くらいを目安に空気の乾いた晴天の日に陰干しにし、たんすの中やたとう紙にも風を通すようにします。

その際、防虫剤や乾燥剤の効力が残っているかどうかも同時にチェックしてあげましょう。

まとめ

まとめ

京都西陣の帯専門の織元である帯屋捨松について、織元としての概要とその帯についてご紹介してきました。

帯屋捨松は西陣の手織技術の保存にも大きく貢献している織元であり、品質・人気ともに高く、中古市場でも高い値段で取引されています。

帯屋捨松の帯の買取価格は、西陣織工業組合の証紙が付いているかどうかと帯自体の保存状態によって左右されてしまいますので、その点には注意が必要です。

帯屋捨松の帯は非常に価値の高い帯ですから、本来の価値で査定額を出してもらえるように保管方法に留意し、着物専門の買取業者に査定査定を依頼して適正な価値で買い取ってもらうようにしましょう。

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