着物買取について

加賀友禅作家・百貫達雄の着物の特徴と買取のコツについて

加賀友禅作家・百貫達雄の着物の特徴と買取相場や買取のコツについて

百貫達雄(ひゃっかんたつお)は加賀友禅の発祥の地である今の石川県金沢市に生まれた着物作家です。

彼は加賀友禅の作家として有名な百貫華峰(ひゃっかんかほう)を兄にもっていました。

若いころから加賀友禅を学ぶ機会に恵まれていた百貫達雄は、兄のもとで加賀友禅の制作技術を取得し、自身の作品を作るようになりました。

兄と同様に写実的な模様で表現される百貫達雄の加賀友禅は、芸術性の高さが魅了的な着物と言えるでしょう。

今回の内容は、百貫達雄と加賀友禅の特徴、そして着物の買取をするときに押さえておきたいコツについてご紹介します。





百貫達雄とは

百貫達雄とは

百貫達雄は石川県金沢市に生まれた加賀友禅の作家です。

彼は百貫華峰という加賀友禅の作家として非常に有名な兄をもっていて、兄に弟子入りすることで加賀友禅の技法を取得していきました。

ちなみに、兄である百貫華峰は加賀友禅作家とは別に画家としての一面もありました。

画家としても培われた技術を用いて、加賀友禅特有の写実的に描かれる模様をより芸術性の高い作品へと仕上げることで高い評価を得ています。

そのような兄から加賀友禅の技術を学んだ百貫達雄は、京都に工房を構えて自身の加賀友禅を作成するようになります。

京都に工房を移した後も、加賀友禅の特徴である写実的な草木模様を描き続けています。

加賀友禅とは

加賀友禅とは

加賀友禅とは、京友禅・東京友禅と並び三大友禅の一つとして数えられている日本の伝統工芸品です。

加賀友禅の特徴としてまず挙げられるのは、高級品とされながらも金彩や刺繍などの豪華な施しが少なく、着物全体が落ち着いた色合いで表現されていることです。

例えば、京友禅は鮮やかな色彩で染め上げ、金彩や刺繍などを施すことで全体的にきらびやかなデザインになるのが特徴ですが、加賀友禅は金彩や刺繍は施さずに上品な色を用いて着物を染めます。

加賀友禅が金彩や刺繍を施さずに落ち着いた色になる理由は、加賀友禅が育まれた金沢が前田家・加賀百万石と呼ばれるほど武家の力が強かったことが影響しているためです。

武家文化は質素で上品な物を好む傾向があるとされていたため、武家文化に支えられて発展した加賀友禅は自然と武家の趣向に合ったデザインが施されるようになりになりました。

加賀友禅には上品で落ち着いた色合いを表現するため、『加賀五彩』と呼ばれる5色が用いられます。

『加賀五彩』とは「藍・えんじ(濃い赤)・おうど・草・古代紫(くすんだ紫)」と 京友禅よりも全体的に沈んだ5つの色のことです。

加賀友禅の着物は『加賀五彩』を用いることで着物全体が落ち着きのある印象になっています。

また、加賀友禅の模様の特徴に『虫食い』というものがあり虫に食われた葉っぱを表現します。

虫食いが描かれる理由は、美しく咲く花がある一方で虫に食われて朽ちていく葉を模様として描くことで、諸行無常(この世のあらゆるものはすべて移ろい行くという意味)を表していると言われています。

虫食いなどで自然本来の情景を写実的に描くことで、加賀友禅の着物は今も最高級品の着物として国内外で愛されています。

京友禅の発祥地である京都に工房を移した百貫達雄も、ご紹介した加賀友禅の伝統技法を守りながら作品の制作を続けています。

百貫達雄の着物の買取相場は?

百貫達雄の着物の買取相場は?

百貫達雄の着物作品の買取相場は、過去の着物市場における買取事例を見てみると1万円程度となっています。

特に訪問着や振袖で柄が明るく派手なものは需要が高いですので、査定の際に価値が高いと判断されやすいです。

ただし、カビやシミだらけなど着物の状態が酷いと、最悪の場合は買い取ることすらできない可能性もありますので、保管には充分に気をつけてください。

着物は手入れせずに放っておくとどんどん状態が悪くなるので、悪化する前に査定に出してみましょう。

百貫達雄の加賀友禅を高く買い取ってもらうためのコツ

百貫達雄の加賀友禅を高く買い取ってもらうためのコツ

三大友禅の一つとされている加賀友禅の技法を用いている百貫達雄の着物は、価値のある作品であることが分かりましたね。

芸術性が高く最高級品として扱われる加賀友禅の着物を持っているなら、「できるだけ高値で買い取ってもらいたい」と考える方が多いでしょう。

ここからは、百貫達雄の加賀友禅を高く買い取ってもらうためのコツについてご紹介いたします。

着物の状態をきれいに保つ

着物の状態をきれいに保つことで、査定価格は高くなる傾向にあります。

しかし、デリケートな素材の絹(正絹)で作られている加賀友禅の着物は、湿気などに弱い衣類です。

保存方法に注意しないと気付かないうちにシミやカビが発生してしまい、着物としての価値が下がってしまう可能性があります。

そのため、たとえ着用する機会がなくとも半年に一度は押し入れから取り出し、風通しの良い部屋で半日は陰干しをして湿気を飛ばすなどの手入れをしましょう。

また、保存する際は着物・帯・長襦袢(ながじゅばん)はまとめて保存せずに、湿気を吸収する効果があるたとう紙に1枚ずつ包むことで傷みにくくなります。

ただ、たとう紙は湿気を多く含むとカビが発生するので、半年に一度は新しいものと交換すると良いでしょう。

たとう紙は着物を扱っている呉服店などで購入可能です。

着物のサイズ(丈)も買取価格に影響する

着物を買い取った後は中古着物市場で再販されるため、着物のサイズ(丈)も着物買取の際は重要な項目になります。

再販を見越して着物買取がされるので、比較的高い150センチ以上の身丈の着物は買取値が上がりやすくなります。

大きなサイズの場合でも丈を詰めることでサイズ調整が可能のため、サイズが大きい分には買取値に影響することは少ないでしょう。

しかし、140センチ以下や子供サイズの着物は市場規模が小さく、需要が低くなる傾向にあるため高い買取値をつけることが難しい場合があります。

着物専門の買取業者に査定してもらう

着物の買取を検討している場合は、着物専門の買取業者に依頼することをオススメします。

着物専門の買取業者は、着物の買取相場と査定方法を熟知しているため着物を適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高いからです。

もちろん、着物の買取にはリサイクルショップ・古着屋・オークションなども手段としてありますが、それらは着物に関する詳しい知識を持った人がいるか分からないため、適正な価格で買い取ってもらえない可能性があります。

また、着物専門の買取業者のなかには、自宅が査定員が来て着物の査定から買取までしてくれる『出張買取』というサービスを行っている業者もあります。

リサイクルショップや古着屋のように店舗に品物を持ち込む面倒もないですし、オークションのように配送作業を行う必要もありません。

手軽さの面で考えても、着物専門の買取業者が提供する出張買取サービスを利用するのが得策でしょう。

加賀友禅作家・百貫達雄の特徴と買取のコツについて:まとめ

加賀友禅作家・百貫達雄の特徴と買取のコツについて:まとめ

百貫達雄は加賀友禅作家として活動をしていた兄・百貫華峰を師事として自身の技術を取得して、美しい作品を作り続けています。

加賀友禅作家である百貫達雄の着物をそのまま押し入れの中にしまっておくのは、非常にもったいないと思います。

今後も着用する予定がなければ、そのきめ細かな模様と落ち着いた色合いが魅力的な着物を、買取を通して他の人にも堪能してもらうのはいかがでしょうか。

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