毛皮小物

  • 「きちんとした毛皮製品は高い」「毛皮は好きだけど着られるシーズンが短い」。そうしたネックを感じている人に嬉しいのがファー小物。これまでラビットファーやラクーン、ムートンで満足していた若い女性向けに、近年は高級毛皮であるミンクやセーブルのショール、バッグ、スヌード、帽子など多数のファー小物が割と手頃な価格で販売されています。新しいお洒落に挑戦する入口としても大変活躍するファー小物は、それ自体が「更に上質な毛皮に直に触れる機会」を与えてくれるのも魅力で、今でこそ毛皮のコートやジャケットを愛用している方であっても、まずは小物をきっかけにファーに目覚めたという方は大変多いのです。

    最近ではあらゆる技術が日々進化して化学繊維によるフェイクファーでもさわり心地が良いものは多数存在しますが「初めて本物のセーブルマフラーに触った時、その違いに衝撃を受けた」という感想は非常に多いです。ここで気になるのが「なぜ高級毛皮素材による小物が充実してきたのか」です。まず近年のリサイクルやエコへの熱も手伝い、着なくなった古い毛皮整理する際に「処分」ではなく「リサイクル」を選択する方が増えているということが挙げられます。保管方法に難があったために部分的に劣化し、ジャケットとしては着られなくなった。しかし袖の状態はまだまだ良好ならば思い切ってリメイクにあてよう、ということです。ただ毛皮のリメイクは一般的な技術とは言えないため、大半の方が自分で行うことはできません。そのため上手にリサイクル市場へ載せられる買取業者を探し、大切な毛皮が形を変えて誰かに活用されることを望まれるのです。全てが全てリサイクル毛皮でないということを踏まえても、一般的な意識の変化が素晴らしいファー小物の世界を広げてくれるのは嬉しいですね。