宝石コラム

世界4大宝石のエメラルドの魅力

  • 世界4大宝石の1つとして別格の扱いを受けるエメラルドは古くから人々に珍重されてきました。エメラルドの輝きは生命の象徴と言われています。語源はギリシャ語で「緑の貴石」を意味する「スマラグドス」だけに鮮やかな緑色が魅力です。

                           

    古代から続くエメラルドの歴史

    古代エジプトではクレオパトラが自分の名を冠した鉱山を所有していたほど歴史がある宝石です。エジプトで何千年もの間人々から愛されてきたエメラルドは、解毒作用があると考えられていて美しい宝石としての価値のほか、薬としても用いられました。インカ族が儀式の際の装飾品として使っていましたが、16世紀に入ってヨーロッパに持ち出されるようになると、その美しさでエメラルドの評価が高まるようになりました。現代では、コロンビア産のエメラルドが世界の産出量の大半を占めます。

    代表的なエメラルドの産地

    エメラルドの種類は産地や特徴で区別されます。世界の市場で大きなシェアを誇るコロンビア産のエメラルドは鮮やかなグリーンが特徴です。グリーンの色合いがはっきりと濃く出ていると共に透明度も兼ね備えているものが価値ある品です。コロンビア産のエメラルドの原石の特徴として、内部が淡い緑で表層が濃い緑となっています。そのため、濃い緑を最大限活かすために考案されたカットがエメラルドカットです。長方形のテーブルを持ち内部の状態がはっきりと見えるカットです。内包物があれば目立ってしまうので石の透明度や質が良いものでなければ成り立たないカットです。ザンビア産のものは近年需要が高まっています。青みがかったグリーンが特徴で、内部も表層も均一の色合いとなっています。さらに、丸みを帯びた原石のため丸いカットに研磨されることが多いです。タンダナワでは、小粒ですが黄色がかったグリーンの質の良いエメラルドが採掘されます。サイズが小さいため細かい小粒の石をあしらう繊細なジュエリーに用いられます。

    同じものがない個性的なエメラルド

    産地ではなく特徴で区別できるものもあります。エメラルドキャッツアイは石の表面に光の筋が現れる個性的なエメラルドです。針状の内包物が一定方向に並んでいるものをカボションカットに研磨することで、光を当てたときに光の筋が浮かび上がります。ただし、このようなキャッツアイ効果を持つ原石はごく稀で貴重なものです。トラピッチェエメラルドは黒い複数の筋で仕切られた珍しいものです。放射線状に筋が入るものもあれば、花びらのようになるものや亀甲型になっているものもあります。

    ジュエリーとの付き合い方

    最初は気に入って機会があれば付けていたジュエリーも、時間が経つうちに飽きがきたり、流行にそぐわなくなったりします。ジュエリーの完成品としては中古と新品の違いはありますが、エメラルドの裸石自体には新品も中古も区別はありません。眠っているエメラルドのジュエリーもデザインを変えてリフォームすることで新たなおしゃれが広がります。それでも、譲り受けたものの自分にはそぐわないエメラルドもあるでしょう。身に付けたいものならばリフォームや修理すればいいですが、直感でつけたいと思わないものは思い切って手放すことも考えに入れましょう。出張買取を利用することで宝石箱を整理でき、新たなジュエリーの購入費用もできます。

知っておきたい!今から使える買取お役立ち情報