ダイヤモンドコラム

小粒石のメレダイヤは指輪の重要な引き立て役

  • デザインや用途に応じて、さまざまに使い分けられる小粒のダイヤモンド「メレダイヤ」。小さくても、その輝きでメインの宝石を引き立てくれる重要な脇役です。引き立て役としてだけではなく、メレダイヤだけでデザインされることもあります。

                             

    メレダイヤとはどんなダイヤモンド?

    「メレー」とはフランス語で小粒の石という意味で、小粒のダイヤモンドのことを言います。おおよそ0.05から0.2カラットくらいにカットされた小粒のダイヤモンドで、通常のダイヤモンドとは区別して扱われます。カットの種類は様々です。指輪のメインの宝石となるダイヤモンドやほかの石の周辺にあしらわれることで、主役の輝きをよりいっそう引き立てるために使われることが多くなっています。サイズこそ小さいものの光の反射は大きなダイヤモンドと変わりないので輝きで華やぎを添えます。メインのダイヤモンドの周囲にメレダイヤをいくつもあしらうことで、それぞれが輝いて主役のダイヤモンドをいっそう美しく演出してくれます。

    使い方次第で主役にも

    引き立て役となることが多いのですが、メレダイヤだけを組み合わせてデザインされるジュエリーもあります。サイズ的に一粒だけでメインの使われることは稀ですが、安価なファッションリングにアクセントとして用いられることもあります。また、メレダイヤを隙間なく埋め込んだパヴェデザインもあります。シンプルながら指輪全体が手の動きにともなって光り輝き、華やかです。エタニティリングでもメレデザインは重宝されています。リング全体がきらめきます。カラット数の大きな一粒ダイヤモンドは、普段使いには大げさと感じる人にもメレダイヤをちりばめたものなら嫌味もなく付けやすくなっています。小粒石のメレダイヤは控えめながらシンプルに光り輝くので、一生身に付ける結婚指輪などにも好んで使われています。

    小さいだけにカットが重要

    メレダイヤは小さいからといって質が劣っていても良い訳ではありません。小さくてもカットのレベルが問われます。大きな石よりもメレダイヤのような小粒の石の方がカットすることが難しく、指輪に必要な数でカットのレベルが同一なメレダイヤを揃えることは容易ではありません。インドでカットされるものはインド物と呼ばれ質よりも安さを重視されています。仕上がりの美しさではベルギーのアントワープのメレダイヤが上等とされています。

    メレダイヤに鑑定書や鑑別書は付いてくる?

    ダイヤモンドではありますが、一般的にメレダイヤには鑑定書や鑑別書は付きません。メレダイヤは1つの指輪に複数個使われます。その一つひとつに鑑定書や鑑別書を付けるとその分価格が上がり、高価なジュエリーとなってしまいます。メレダイヤは大粒のダイヤモンドに比べて安いため、たくさん使えることがメリットです。そのため、鑑定書や鑑別書を付けることは現実的ではないのです。また、その小ささゆえに石の品質自体は肉眼で判別できるようなものではないという理由もあります。例外的に、高価なメレダイヤを贅沢にあしらった高額なジュエリーでは、鑑定書などが付属している場合もあります。 デザインに飽きたなどの理由で売ろうかどうか迷ったときは、鑑定書や鑑別書のあるなしに関わらず、まずは査定してもらいましょう。評価された額が手放すかどうかの基準となります。

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