金買取について

貴金属の買取が成り立つ仕組みとは?

貴金属

最近、町中を歩いていると「貴金属買取」「ジュエリー買取」といった看板を見かけることが多くあります。また、テレビのCMなどでも貴金属の買取の宣伝をしていますが、買取業者はどのように利益を得ているのでしょうか。ここでは、貴金属の買取とその業者が成り立つ仕組みを見ていきましょう。





そもそもなぜ貴金属に価値があるの?

貴金属

貴金属とは、金や銀、プラチナ、パラジウムなど、地球上にある8種類の元素を指します。熱に強く、酸などによって腐食することがなく、産出量が少ないというという特徴があります。

貴金属の中でも特に金については、その価値が世界で広く認められており、インドや中東、東南アジアの国々では、古くから財産として保有されてきました。この貴金属の代表ともいえる金は、世界で初めて貴金属として認められた物質で、古代には、王冠やネックレスのような装飾品として使われてきました。

有名なものでは、エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクなどがあげられます。ツタンカーメン王の棺には110グラムもの金が使われているということですが、これは現在のレートで換算すると約5億円もの値段になるといいます。

いっぽう日本では、財産として金を保有するという習慣はあまりありませんが、金閣寺や中尊寺金色堂などにみられるとおり、金箔を用いて装飾した寺社仏閣がたくさんあります。ヴェネツィアの商人で冒険家でもあったマルコ・ポーロが「東方見聞録」の中で、日本のことを「黄金の国ジパング」と評したことは、学校で習ったかと思います。

さらに、江戸時代には大判小判が作られ、金は貨幣としても流通していました。現在では通常、金をそのまま通貨として利用することはありませんが、記念硬貨などの金貨はしばしば発行されており、そうした意味では今日でも貨幣としての価値が残っていると言えるかもしれません。

現代では、金はアクセサリーなどの装飾品に限らず、工業分野において、電気伝導体として、コンピューターの回路や電子部品、パソコンやスマートフォンなどの精密機械の基盤としても使われています。また、医療分野においても、歯冠(金歯)や鍼治療の鍼に使われたりもしています。

金は有限な資源で、しかも地球上に存在する金の4分の3はすでに採掘済みというデータもあります。金はリサイクルが可能なので、地球上にある金をすべて掘りつくしてしまったとしても、地球上からなくなってしまうことはありませんが、そうであったとしても人類が利用できる金の量は減っていくことが分かっています。したがって、金の価値が年々上昇していくのです。

金は高級感があることに加えて、ほかの金属では代用できない、特別な性質を持っています。例えば金には、展性と呼ばれる薄く広がる特性があるため、金箔や金糸に加工でき、建築物などを保護するために使うことができます。また、熱や酸素、アルカリや酸などといった物質にも影響を受けにくく、変質しにくいという特徴は、医療用の金属として大変役立ちます。

具体的には、濡れても錆びることがない特性を利用して、腔内の金歯や金冠として利用されています。このように、人類にとって有用で有限な物質という特徴があるため、金は高い価値を持っているのです。

貴金属の買取業者の仕組み

女性

上述した通り、金などの貴金属は希少性が高く、アクセサリーから医療用と用途も多いため、高値で売買されています。貴金属の買取業者は、その時々の相場に応じて買取をしていますが、買取された後の貴金属は、ジュエリーなど一部を除いてそのままの姿で販売されることはありません。

貴金属を買取した業者は、自前で金属の加工をできる業者を除いて、精錬や加工の専門の業者に買い取った貴金属を転売することで利益を得ています。転売先は、国内だけにとどまらず、海外の業者の場合もあります。すべての貴金属についてその時々の相場を確認し、最も高く売れる地域や場所で売却しています。

買取業者から貴金属を買い取った精錬や金属加工の業者は、商品を選別し、壊れていたり製品そのものの価値がなくなっていたりするものについては、いったん溶かして精錬します。精錬された貴金属は様々な製品の原料として使われます。

例えば、新たなジュエリーに作り替えられる場合もありますし、金の場合はインゴットと呼ばれる金塊に生まれかわる場合もあります。また、上述のように、精密機器の基盤になったり、さらには時計やバッグといった製品の金属部分のメッキにも使われたりします。

このように再度精錬して使うための貴金属であれば、指輪やピアスといった小さなものでも、また廉価な製品で純度の低いものでも買取られます。溶かして再度成形して製品とするため、買取する貴金属の形や大きさは関係なく、相場に応じた値段で買取してもらえるのです。

また、高級アクセサリーや工芸品、ダイヤモンドなど宝石がついたジュエリーなど、製品としてそのままの姿で価値がある場合は、あえて成形しなおす必要はないため、傷をメンテナンスしたり、汚れをクリーニングして取り除いたりして、新品同様のきれいな状態にした後で、再度販売されます。

有名ブランドの人気アクセサリーなどは、商品そのものとしての人気が中古市場でもありますので、きれいな状態にして、中古品として比較的高値で市場に出回ることになります。

こうして、貴金属の買取業者は、様々な媒体で広告し、貴金属を売りたいという人を多く集めて貴金属を買取り、集まった貴金属を溶かして精錬しなおして再度販売をしたり、あるいは半導体などの精密機器に使われている貴金属や、メッキに使われている貴金属を回収し直したりして再度販売をしています。

また、ブランド品のアクセサリーなど、商品そのもので価値が高いものについては、買取してそのまま再度販売しています。買取業者の販売先は、国内だけにとどまらず、海外へ展開している業者もあります。

業者にもよりますが、買取の際に手数料を取ることもあります。この手数料も買取業者にとっては重要な収入源となっていますが、私たちにとっては注意が必要です。なぜならば、悪徳業者の中には、手数料を高く設定し、相場に比べて低い値段で買取をしようとする業者もあるからです。逆に、手数料を低めに抑え、多くのお客さんから大量の貴金属を買取ることで利益を確保している業者もあります。私たちはそうした業者をきちんと見極める必要があるのです。

貴金属の買取価格は、一般的に「相場×製品の質量×貴金属の純度」で計算されます。具体的には、純度75%の金である18Kの30グラムのジュエリーを相場が5000円の時に売った場合は、「5000×30×0.75=112,500円」となります。売却の際には、この価格が基本となることを覚えておくとよいでしょう。

貴金属の買取の仕組みは会社によって異なる

金

上述のとおり、買取した貴金属は、精錬や加工、クリーニングなど、さまざまな過程を経て再販売され次の所有者に渡っていきます。自社で金属の加工やメンテナンスができる業者は、そうした費用を抑えて経費を抑えることができる分、買取価格が高めに設定される傾向にあります。

例えば大手の買取専門店などは、自社で貴金属を加工する設備を持っている場合が多く、片方だけになってしまったピアスや、ペンダントトップ、指輪といった小さな貴金属でも、集めてまとめて加工し、販売できるため、ほとんどすべての種類の貴金属の買取に応じてもらえるでしょう。また、純度が低い場合であっても、溶かしてから再度成形して再販売できますので、そうした純度の低い廉価な商品でも買取に応じてもらえます。

また、貴金属の買取に長年の実績がある買取専門店には、経験豊富な査定士がいることが多くあります。こうした査定士は、凝った装飾が施されているものや、そのもので工芸的な価値の高い商品、人気のあるブランドの中古市場での価格も熟知しています。そのため、適切な買取価格を提示してもらえるでしょう。

大手の買取専門店は、独自の販売ルートを持っているため、買取した貴金属を確実に再販できるルートに乗せることができます。また、国内だけにとどまらず、海外の販売ルートやオークションなどでの販売実績も豊富にあるため、買取の際にも安心して高額査定をしてくれるでしょう。

まとめ

金

貴金属の買取業者は、買取した貴金属をまとめて精錬・加工する業者に売ったり、自社で精錬・加工をしてインゴットにして再販したり、元々の形で価値のあるものについては、そのままの形で国内外の中古市場に乗せて売ったりすることで利益を得ています。こうした仕組みを理解して、最適な業者を見つけて売買したいですね。

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