金買取について

貴金属として地金は買取してもらえる? 買取の傾向とその方法とは?

金

インゴットなどをはじめとする地金を所有していて買取を考えている場合、どんな業者にどのようにして売ればいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

高額取引になりやすい商品だけに、地金についてはその成り立ちや買取業者の種類、買取価格の傾向などを知っておくことが必要です。今回は金地金を中心に、貴金属の地金について解説していきます。





地金の買取方法とは

業者

地金は「じがね」または「じきん」と読みます。金などの貴金属を保管・管理しやすいように塊として固め、商品化したものです。メッキなどを施す前の原材料としての金属も地金と言うことがありますが、資産運用や投資に用いられる地金とはインゴット、延べ棒、金塊、バーなどと呼ばれる商品を指します。なお、金の地金は金地金、プラチナはプラチナ地金、銀は銀地金と言います。ここでは主に金地金について述べていきます。

金地金には通常、溶解・精錬業者のメルターズマーク(公認マーク)、素材・品位(純度)、重量、製造番号(シリアル番号)などの刻印が入っています。またインゴットの他には、クルーガーランド金貨やメイプルリーフ金貨などの「地金型金貨」もあります。

地金はどこで買取してもらえる?

地金を買取に出す先として、まず思いつくのは貴金属買取業者でしょう。貴金属を専門またはメインに買取っている業者では、金地金やプラチナ地金、金やプラチナを含有するネックレス・指輪・ピアス、ときには金工芸品なども買取っています。

他には、田中貴金属工業や三菱マテリアルなどの地金の流通や製造に関わっている会社も挙げられます。これら貴金属事業を行っている会社では、金地金の製造や販売の他に、買取も受け付けています。ただし、この2社の場合、総重量が500g未満の金地金を売却する(買取りに出す)際は、所定の手数料がかかります。

大手企業に売るという安心感はありますが、一般の貴金属買取業者と比べて手数料が高い場合もあるので要注意です。1回に売る金地金の重量によって買取価格と手数料を合計した価格を比較し、損をしないよう買取先を選ぶ必要があります。

さらに、貴金属よりも宝石やジュエリーの買取に力を入れている業者が地金も買取っているケースもあります。ジュエリー買取業者の場合、地金や貴金属をメインに扱う買取業者と比べて買取価格が安くなっていないか、こちらもしっかりと比較検討したほうがいいでしょう。

買取業者の業態もさまざまなパターンがあります。最近は店頭での買取の他、宅配便で地金を送ると無料査定が受けられる宅配買取サービスを行う業者が増えています。店舗を持たず、インターネットを活用した宅配買取のみに特化している業者も少なくありません。

一方、業者の担当者が自宅を訪問する出張買取サービスもありますが、地金の訪問営業については、売る側の意向を無視するような形で無理矢理に買取りする悪質な「押し買い業者」がいることが問題になっています。押し買いについては後で詳しく述べます

地金を買取ってもらう際に必要なもの

地金を買取に出すとときは本人確認書類(身分証明証)の提示が必要となります。これは盗品が売られることを防ぐため、古物商の取り決めによって買取に際して本人確認書類の提示とコピー添付が義務づけられているためです。

一般的に本人確認書類として認められているのは、運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、住民基本台帳カード、身体障害者手帳、個人番号(マイナンバー)カードなどです。健康保険証、年金手帳などの顔写真貼付のない身分証明書は、印鑑登録証明書、戸籍謄本または抄本などとあわせて2点で本人確認書類と認められることがあります。このあたりは業者によって対応が異なるので、買取業者のWebサイトなどで必ず確認してください。

地金の買取価格の傾向とは

金

地金の買取価格は日々変動しています。特に金地金の価格は、国際的な政治・経済、社会情勢、金の需要と供給のバランスなどによって移り変わります。金の価値は世界共通で、取引は東京、香港、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークなどの世界各地で行われています。そこで決まるのがいわゆる「金相場」です。金地金は金を商品化したものなので、金相場によって販売価格も買取価格も変わります。

現物取引と先物取引

金の市場には現物取引市場と先物取引市場の2つがあります。これを受けて金投資には、金を購入して保有し続ける「現物取引」と、短期間で売買して差益(売買益)を得ることを目的とする「先物取引」の2種類が存在します。

世界全体で見ると金は宝飾品に使うための需要が約半数を占めていて、投資用の需要がそれに続きます。特に近年は急速な経済成長を遂げた中国とインドでの需要が高まっています。

近年の地金買取の傾向

金の価格ははたして昔と比べて高くなっているのでしょうか? 金価格が需給関係によって決まるようになったのは、1971年のニクソンショックによってドルと金の交換が停止し、それまでの金ドル本位制が廃止になってからのことです。

以降、大ざっぱに言えば、アメリカの景気が良いときには金が売られてドルが買われ、不況、戦争、紛争、テロなどで地政学的リスクが高まるとリスクの高い株式や金融商品が売られて金価格が値上がりする…という傾向が見られるようになりました。

実際にここ10年ほどの動きを振り返ってみても、9.11米国同時多発テロ、アメリカのサブプライムローン危機、リーマンショックなどが起きるたびに資金が金へと流れる現象を確認できます。加えて欧州の金融不安の影響もあり、2005年から2015年の10年間で金価格は3倍近くにも上昇しました。

2016年以降、金価格は上下動を繰り返すようになり停滞期に入ったと言われていますが、2018年10月現在、世界的株安の中で再び金需要が高まりつつあるという観測もあります。

地金買取の際の注意点とは

金

地金を買取に出すときには、押し買いと税金について注意をしてください。以下、それぞれのポイントについて説明します。

「押し買い」は違法行為

押し売りならぬ押し買いとは、営業担当者などが自宅などに訪問して何らかの品物を強引に安値で買取って持ち去る行為、悪徳商法のことです。

着物などの不要なものを買取るなどの口実で業者の人間がやって来て、着物以外にも古いアクセサリーやジュエリーはないかと言い出すというのが典型的なケースです。「ひとつだけでもいいから」と言われ、つい対応してしまうと、勝手に相場より明らかに安い価格で買取られてしまう……といった事例が報告されています。

多くの場合、本来の目的は貴金属や宝飾品ですが、もしも地金を持っていることを知られてしまったら、ターゲットにされてしまう可能性もあります。

この押し買いは「訪問購入」として特定商取引法の規制対象となっています。特定商取引法では同法で定められた書面を売買契約の相手方が受領した日から8日間は、クーリング・オフによる契約の解除などを行うことができます。

しかし、中には契約書の作成をしない、売却後連絡が取れなくなるといった業者も存在します。不審に感じたら毅然とした態度で断固断り、警察や消費生活センターに連絡するなどの対処をしましょう。

税金にも注意

給与所得者などの個人が地金を売却して利益を得ると譲渡所得とみなされるのが一般的です。譲渡所得には他の譲渡所得とあわせて年間50万円の特別控除があり、50万円を超えた分は、給与所得などの所得と合算して総合課税の対象となります。

また地金の保有期間が5年を超えている場合は長期譲渡所得となり、譲渡所得が1/2に軽減されます。なお、営利目的で継続的に地金の売買を行っている場合は雑所得、または個人事業主の場合は事業所得として扱われます。

いずれにせよ地金を買取りに出して利益を得たときは確定申告を行う必要があります。

まとめ

女性

以上見てきたように、地金はいつでも買取ってもらうことが可能な商品です。また、日々変動する買取価格を簡単に調べられる状況が整っているのも特徴です。

買取りに出す際は買取価格の相場を調べ、複数の業者の無料査定を受けるなどして、後悔しない価格で買取ってもらうよう心がけましょう。

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