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質屋とリサイクルの密接な関係とは?

質屋とリサイクルの密接な関係とは?
質屋とリサイクルの密接な関係とは?

リサイクルという言葉は現代に入って使われるようになったことで、買取の歴史は浅い印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし、江戸時代にはすでに物品を質屋で金銭に替える習慣が根付いており、その歴史は古いのです。

江戸庶民の暮らしに浸透していた質屋

質屋の起源は中国という説がありますが、日本にその原型ができたのは鎌倉時代とされています。

庶民を中心に広く利用されるようになったのは江戸時代に入ってからです。

当時の質屋はすでに「金貸し」として庶民に浸透しており、家内の不用品を質入れしては必要な金銭に替えるといった暮らしをする人は多かったようです。

ただし、江戸時代の庶民が質入れするものはほとんどが生活に使う道具類や着物で、現代のブランド品に匹敵するような高価な物はもちろんありません。

 

現代とは異なる江戸時代の質屋の位置づけ

当時は生活に密接な物に今より高い価値をつけている質屋が多く、一説では蚊帳を質入れして冬の間の生活費に充てた庶民もいたと言われています。

現代のように光熱費や通信費などがない庶民の暮らしですが、それでもなかなか良い条件で利用できていたようです。

江戸時代の庶民の暮らしの中で、質屋は今より身近なものであったことが窺えますが、かなりの件数が商売をしていたようです。

金銭が必要になった時に気軽に入れる質屋は、江戸の人々にとっては現代の銀行に匹敵するものだったとも考えられています。

銀行に近い位置づけとして考えれば、どれだけ活用されていたのかも容易に想像できますね。

 

現代の質屋は時代に合わせて変化

現代に入ってからも質屋はあります。江戸時代と比較すると、その数は減少傾向にはありますが、街を歩いていて看板を見かける人もいるのではないでしょうか。

江戸時代は「金貸し」という位置づけが強かった質屋ですが、時代に合わせて変化しています。

質入れという形での貸付はそのまま利用できる一方で、始めから物品を買取る所も多いのが特徴です。

江戸時代と大きく違う点は、ブランド品や貴金属といった高価なものを主に買取るということです。

また、貸付は江戸時代からの流れを受けて物品を預かることを前提にできるのが主流でしたが、物品が無い場合でも貸付だけ応じる所も出ています。

江戸時代には生活に根ざした道具を入れて気軽に生活費になるような金銭に替えられた質屋は、現代風に変化しながら今も残っているのです。

 

現代は買取で上手にリサイクル

銀行が独自に発展を遂げている現代では、借り入れは質屋ではなく金融機関を利用するのが一般的です。

生活も豊かになって多様化していることで、不用品の概念も大きな変化が見られます。

特にブランド品を持つ人の中には、不用になったものを売却して新たなブランド品の購入に充てる人もいます。

買取業者の種類が豊富な現代では、自分が売りたいものをできるだけ高値で買取る業者を探したり、出張買取を利用したりと上手に活用している人もいます。

江戸時代のような生活に密着した日用品とは違いますが、ブランド品や貴金属といった高価なものをリサイクルする人が増えていることは、江戸時代の暮らし方に通じるものがあるのではないでしょうか。

 
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