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ゾイド(ZOIDS)に搭乗するパイロットの〝気持ち〟

ZOIDS
シールドライガー(再販版)
ZOIDS
3種類あるうちの一つ、FZ-008 ゴジュラスギガ(パトライト付き)(左)・ゴルドス(再販版)(右)

ゾイド(ZOIDS)とはトミー(現タカラトミー)が1980年代に発売した玩具です。

「メカ生体ゾイド」というタイトルでも有名ですが、かれこれ30年以上が経過して、アニメなども放映されていた時期もありました。

当時発売されていたシリーズはもはや発売されておらず、オークション等では軒並み高値が付いています。

そして皆さんがゾイドに触れる際に常に気になること・・・やはりパイロットの気持ちではないでしょうか。

レッドホーンのしっぽの先に後部迎撃要員として配備されたら絶対つらいですね。しかもしっぽを振り回されたら船酔いしてしまいます。

バリゲーターのコックピットは口の中にあるので、敵ゾイドを口で噛んだら一緒につぶれてしまいます・・・。

逆にコマンドウルフのコックピットは共和国軍特有のクリアーキャノピーですが、操縦メカが手前に倒れてきて秀逸なコックピットです。

今回はそんな皆さんが愛してやまないゾイドの魅力、そしてゾイドに搭乗するパイロットの気持ちに迫ります。

参照元:ゾイド

ウルトラザウルスは伝説の逸品!

ウルトラザウルス
ウルトラザウルス(初期型)

初期ゾイドには、ライオン型のシールドライガー、トラ型のサーベルタイガー、恐竜型のゴジュラス等々、有名なゾイドが数多く存在しますが、その中でもウルトラザウルスは当時としても人気のゾイドでした。

初期に発売されたウルトラザウルスは、黒を基調として、グレーやエアクラフトグレーの色調で、クリアーパーツは黒でした。しかもライトが点滅する仕様になっています。

それに対して、その後再販されたウルトラザウルスは、シルバーを基調としたボディーに黒鉄色の色を使用したカラーに変わりました。

クリアーパーツはオレンジとなり、ライトは点滅しなくなりました。また大きく変化した点として、初期はしっぽに単三電池を2本格納し、ライト用のパワーユニットとして使用していました。

しかし再販版は胴体の単2電池のみで、動力及びライトの電源もそこから取っています。

「共和国側はキャノピーがフルクリアーで、防御耐性が弱く、帝国側に比べてやられやすいのではないか?」という疑問は昔から言われてきました。

このウルトラザウルスは他のゾイドに比べてもキャノピーに隙間があり、ほとんど防御力ゼロと思われている方も多いはずです。

防御力以前に雨が降ったらずぶぬれ・・・などなど意見も多いことでしょう。パイロットの乗り心地は最悪ですね。

でも脱出用ビークルになっている点はよく考えられており素敵です。

ウルトラザウルスは現在は再販版も手に入れるのが難しく、プレミアがつくとは思いますが、やはり初期のウルトラザウルスは、かなりのプレミアがつきます。

実際未完成ではなく完成品の、しかも部品が数点欠損しているウルトラザウルスでも高値で取引された経緯があります。

それだけマニアとしても手に入れたい逸品なのです。

参照元:ウルトラザウルス

ゴジュラス、アイアンコングMK-Ⅱ(マークツー)

アイアンコングマークⅡ
アイアンコングマークⅡ(限定型)

初期ゾイドの中でも主役級のゾイド、ゴジュラスとアイアンコングがありますが、こちらも再販版はカラーリングが変更されました。

しかしポイントはそこではなく、初期に発売されたそれぞれのMK-Ⅱ(マークツー)が存在し、当時から大人気でした。

当然現在は、もはや手に入らないといっても過言ではありませんが、ゴジュラスMK-Ⅱ(量産型)は白と黒のボディカラーに大きな主砲が付属しており、対してアイアンコングMK-Ⅱ(量産型)は黄色と黒のカラーリングで大きなバックパックとミサイルがついていました。

しかもそれぞれ〝限定型〟も存在し、ゴジュラスは後に発売されたゴジュラス ジ オーガのようなデザートグレー、アイアンコングは真っ赤なボディでした。

付属するオプション武器も、ノーマルのMK-Ⅱよりも重武装で形状も違います。この限定型は、より手に入りにくくプレミアものです。現在では幻のゾイドです。

パイロットの防御力や乗り心地としては、アイアンコングは2人乗り(アイアンコングシュバルツは一人乗り)ですし、帝国らしくミサイルに対しても強そうです。

ゴジュラスは乗り心地は良さそうですが、共和国にありがちな、格闘戦の時は危ない・・・といった感じです。

ちなみに、実際にストーリー上でゴジュラスのキャノピーをサーベルタイガーの牙が突き破ったというエピソードもあります。

参照元:ゴジュラス
参照元:アイアンコング

ゾイドにまつわる知られざる豆知識

ビガザウロ
ビガザウロのパッケージ

初期ゾイドの中でも人気があった、ライオン型のシールドライガー、トラ型のサーベルタイガーは、1999年に再販された時に、同じくカラーリングがやや変更されましたが、サーベルタイガーはセイバータイガーと名称も変更されました。

さらに玩具としての安全基準の変更により、奥歯に当たる牙の先端が削られてしまいました。

そして忘れてはならないのが初期ゾイドの中でも最初期のゾイド、知る人ぞ知る〝ビガザウロ〟(恐竜型)は現在は伝説です。

ゾイド初の電動ゾイドで、当時から所有している方はいらっしゃるかもしれませんが、オークションを含めて市場には存在しないといっても過言ではありません。

マニアは手が出るほど欲しい逸品です。このビガザウロを元に、ゴルドス、ゴジュラス、ゾイドマンモスが立案されていきました。

さらに後に発売された輸送用ゾイド、グスタフ(昆虫型・・・ダンゴムシ?)も意外と人気があります。

こちらも再販されたグスタフはカラーリングが変更されましたが、初期カラーリングはこの世に存在しないかもしれません。

参照元:巨大ゾイド

ゾイドバトルストーリー

ゴジュラス
ゴジュラス(再販版)

今まであくまでトミーの発売した玩具についてお話ししてきましたが、ゾイドにはしっかりとした物語が存在しています。「ゾイドバトルストーリー」です。

ヘリック共和国とゼネバス帝国という2大国家が戦っているのですが、それぞれのリーダー(大統領と皇帝)はなんと兄弟なのです。

中央大陸を巡るヘリック共和国とゼネバス帝国との戦い→ゼネバス帝国が滅び、ヘリック共和国と暗黒大陸のガイロス帝国との戦い・・・と続きます。

ちなみにこれらの世界が存在するのが「惑星Zi」です。ゾイド星人と入植してきた人間が存在しており、もともと自然界に存在したメカ型野生動物を、戦闘用に改造したのが兵器としてのゾイドなのです。

「惑星Zi」ではメカ型野生動物が存在しているとは・・・すごい設定ですね。さらに最初期においてはゼネバス帝国の方が優勢だったこともあまり知られていません。

参照元:ゾイドバトルストーリー

森永製菓の「アタックゾイド」

アタックゾイド
共和国軍のカンガルー型ゾイド、ショットダイル

森永製菓から1987年に発売された「アタックゾイド」シリーズというものがあります。

これはトミーから発売されていたゾイドと同じく1/72スケールで、森永製菓の食玩のおまけで全16種です。青色とグレーの共和国軍、赤色とグレーの帝国軍に分けられています。

やはり魅力は実際のゾイドの人形を乗せられることでしょう。さらに腕や足が可動します。ゾイドの世界を演出するにはぴったりですね。

24ゾイドとして発売されたゴーレムなども、1/72スケールであればちょうどシルバーコングぐらいの大きさになるでしょう。

下記より全16種をご紹介しましょう。

1987年発売のアタックゾイド(森永製菓)全16種

ヘリック共和国戦闘機械獣:第1弾

名称 タイプ
ショットダイル カンガルー型
シーバトラス カブトガニ型
カマキラー カマキリ型
キャノッサ 鳥型

ヘリック共和国戦闘機械獣:第2弾

名称 タイプ
ハイパーシザース ザリガニ型
サラディン アルマジロ型
ウォータースパイダー アメンボ型
クロスウィング トンボ型

ゼネバス帝国戦闘機械獣:第1弾

名称 タイプ
シルバーコング ゴリラ型
グラップラー カブトムシ型
ゴリアテ カタツムリ型
ビーシューター ハチ型

ゼネバス帝国戦闘機械獣:第2弾

名称 タイプ
ヘルダイバー シュモクザメ型
ダムバスター コウモリ型
グランドモーラー モグラ型
クラブラスター シオマネキ型
グラップラー
帝国軍のグラップラー(カブトムシ型)

参照元:アタックゾイド

海外版ゾイド

アメリカ版サラマンダー
ROBO STRUXシリーズのサラマンダー

ヨーロッパやアメリカなどでもゾイドは様々な色で製品化されましたが(金型は同じ)、ROBO STRUXシリーズは1980年代に海外、アメリカで展開されたシリーズです。

ストーリー的には日本のストーリーに似ていますが全然別物となっています。しかも色もブルーガーディアン側が青緑や銀色を中心に、赤いキャノピーや銀メッキのパイロットです。

レッドミュータント側は赤やクリーム色を中心に、金メッキのパイロットや緑色のキャノピーです。

ここで注意が必要なのは、日本の共和国、帝国がごちゃ混ぜになってブルーガーディアン側とレッドミュータント側に分かれています。

例えばゴルドス(アメリカ名:GORDOX)はレッドミュータント側で茶色のパターン、日本のゴジュラス(アメリカ名:TEROX)はブルーガーディアン側で青緑や銀色のパターンです。

金型は同じですが、クリアーパーツも含めて色が変わるとだいぶ印象が違い、サラマンダー(アメリカ名:RADOX)などはまさにプテラノドンにしか見えません。

こちらのROBO STRUXシリーズも現在ではなかなか手に入りにくくなっています。

余談ですが、サラマンダーやレイノス、プテラスなどのコックピットは、現実にある現用戦闘機のキャノピーを彷彿とさせます。現用戦闘機をイメージして改造した方も多いことでしょう。

TEROX
ROBO STRUXシリーズのTEROX(ゴジュラス)

参照元:ゾイド

ゾイドワールドには欠かせないフィギュア

ゾイド フィギュア デラックスセットNo.3
ゾイド フィギュア デラックスセットNo.3(左)・「コトブキヤ」のHMMシリーズのアーマードスーツ(右)

ゾイドをジオラマなどでリアルに演出するには、プラモや鉄道模型と同じくフィギュア(人間)が欠かせません。ゾイドマニアであるゾイダーの方々ならよく理解されていることでしょう。

ゾイドは1/72スケールであるため、航空機のプラモを得意とするメーカー、「ハセガワ」の1/72シリーズから発売された、〝アメリカ パイロット/グランドクルーセット〟などがぴったりです。

パイロットも付属しており、ゾイドのパイロットよりやや大きめですが、ウルトラザウルスの頭部に座らせるとリアリティ抜群です。

さらに立ち姿のクルーは、ウルトラザウルスの背部カタパルトに配置することにより現用アメリカ海軍空母さながらの光景になります。実際に背部カタパルトを大きく拡張改造し、配置したゾイダーの方も多いでしょう。

とはいえ1985年~1987年にかけて、トミーからもゾイドの基地セット各種と供に〝ゾイド フィギュアデラックスセット〟が発売されていました。

その中の、〝ゾイド フィギュア デラックスセットNo.3〟には、ゾイド星人、人間、シーガルカイト(ハンググライダーのようなもの)を装着した人間、アーマードスーツ等がセットになっていました。これもまた当時としてはかなりモールドもしっかりしています。

このアーマードスーツと戦闘兵士が2012年に「コトブキヤ」のHMMシリーズキャンペーンとして付属特典となりました。

しかし1985年当時のものではなく、HMM独自のもので、頭部や腕、脚が可動します。ゾイダーとしてはこのアーマードスーツは是非手に入れたいところですね。

ゾイド フィギュア デラックスセットNo.3
「ハセガワ」のアメリカ パイロット/グランドクルーセット

参照元:カスタマイズパーツ (ゾイド)
参照元:株式会社ハセガワ

ZOIDS concept art ~オリジナルゾイド創世記~

オリジナルゾイド創世記
ZOIDS concept art:レッドホーン系の機体

2010年に発行された、〝ZOIDS concept art ~オリジナルゾイド創世記~〟という書籍があります。これは初期ゾイドの時代からゾイドに携わっている「タカラトミー」の徳山光俊氏が著者です。

定価3000円で、内容としては、野生ゾイドから戦闘機怪獣への進化を記載しており、表紙は厚みのあるアルバムのような書籍で、横開きの全100ページのフルカラー表記です。

たくさんのゾイドのアート画が掲載されており、独自の世界観のゾイドワールドが楽しめます。

とはいえ、意図的に実際のゾイドのような細かいモールドまで描かれておらず、ゾイドワールドを想像力により広げられるように描写されています。

セイバータイガーやシールドライガー系の機体や、ウルトラザウルスやセイスモサウルス系の機体等が、アーティスティックな画の中にもリアリティを感じさせる描写となっています。画の中のキャノピーが中々のアクセントとなって光っています。

ここで描かれている機体は、野生と改造後の戦闘機怪獣の中間のようなフォルムで生々しささえ感じます。

オリジナルゾイド創世記
ZOIDS concept art:シールドライガー系の機体
オリジナルゾイド創世記
ZOIDS concept art:サラマンダーやレイノス系の機体

参照元:ZOIDS concept art

ゾイドはさらに進化する!

HMMセイバータイガー
HMMゾイド・セイバータイガー

現在ゾイドは再販も含めて、もちろん初期型も店頭では発売されていません。

手に入れようとするならオークションサイトを探すか(存在しないゾイドもあるとは思いますが)、田舎の個人商店のおもちゃ屋の倉庫を当ってみるとか(こちらもすでにマニアが購入してしまっている可能性大)しかありません。

しかし昔のゾイドはなくともコトブキヤからHMMゾイドというリアルなプラモのゾイドがたくさん発売されています。

唯一ウルトラザウルスが発売されていないのが惜しいところですが、かなり好みの情景を作ることができます。

旧ゾイドとHMMゾイドを合わせてゾイドワールドを広げていきましょう。

参照元:ハイエンドマスターモデル (HMMゾイド)

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