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大正時代に流通していたお金の種類や現在の古銭買取の価値

大正時代に流通していたお金の種類や現在の古銭買取の価値
大正時代に流通していたお金の種類や現在の古銭買取の価値

古銭収集において大正時代に発行された古銭をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大正時代の古銭は第一次世界大戦という時代背景もあり、現存数が少ないために高値の付く種類もあります。

今回は大正時代に流通していたお金の種類や古銭買取での現在の価値についてご紹介します。

大正時代はどんな時代だった?

大正時代はどんな時代だった?

大正時代は日本がまだ「大日本帝国」だった頃の時代で、1912年~1926年とわずか14年で幕を閉じました。

1914年に第一次世界大戦が開戦したこともあり、日本国内の経済や文化にとても大きな変化をもたらした時代でした。

国民生活は特に顕著で、和式の生活から急激に洋式に生活環境が目まぐるしく変わりました。

しかし、洋式の生活スタイルは庶民生活には浸透しにくく、現在のような豊かな生活とは程遠い苦しい生活を強いられていたようです。

大正時代のお金

大正時代のお金

大正時代に流通していたお金は現在のように貨幣と紙幣の2種類が流通していました。

ただし、貨幣の素材は今とは違い青銅貨・白銅貨・銀貨・金貨となっており、紙幣は「小額政府紙幣」と呼ばれていました。(現在の紙幣の名称は日本銀行券)

特に紙幣は第一次世界大戦の影響による好景気に伴い、貨幣の原料となる銀が不足し銀価格の高騰を招き、政府は応急処置のため小額政府紙幣を発行しました。

それでは、大正時代に流通していた通貨の一覧を見てみましょう。

青銅貨

通貨名発行開始年発行終了年
5厘青銅貨大正5年大正8年
稲1銭青銅貨明治31年大正4年
桐1銭青銅貨大正5年昭和13年

白銅貨

通貨名発行開始年発行終了年
大型5銭白銅貨大正6年大正9年
小型5銭白銅貨大正9年昭和7年
10銭白銅貨大正9年昭和7年

銀貨

通貨名発行開始年発行終了年
旭日10銭銀貨明治40年大正6年
旭日50銭銀貨明治39年大正6年
小型50銭銀貨大正11年昭和13年
新1円小型銀貨明治20年大正3年
八咫烏50銭銀貨大正7年大正8年

金貨

通貨名発行開始年発行終了年
新5円金貨明治30年昭和5年
新20円金貨明治30年昭和7年

大正小額政府紙幣

通貨名発行開始年発行終了年
10銭券大正6年昭和23年
20銭券大正6年昭和23年
50銭券大正6年昭和23年

その他大正紙幣

通貨名発行開始年発行終了年
大正兌換銀行券(大正武内5円)大正5年昭和14年
シベリア出兵軍票:10円券大正8年昭和15年
シベリア出兵軍票:5円券大正8年昭和15年
シベリア出兵軍票:1円券大正8年昭和15年
シベリア出兵軍票:50銭券大正8年昭和15年
シベリア出兵軍票:20銭券大正8年昭和15年
シベリア出兵軍票:10銭券大正8年昭和15年

大正時代の古銭の価値は?

大正時代の古銭の価値

冒頭でお伝えしたように、大正時代だった期間がとても短くまさに激動の時代でした。そのため当時流通していた貨幣や紙幣には稀少性が高いのではないか、とお考えになる方も居られるかもしれません。

大正時代の古銭の大半は発行枚数が膨大で古銭買取の市場に数多く出回っているため、買取相場としては額面よりも低くなっています。

当時の貨幣価値を考えると数十円の買取価格になったとしても、当時の額面以上であるといえ、高値になるという見方もありますが、いずれにしても極端な高値を期待するのは難しいです。

ちなみに大正3年の50銭銀貨であれば発行枚数が少なくあまり市場に出回らなかったため、美品もしくは未使用品という条件付きで額面以上の高値が期待できる可能性は高いといえます。

大正時代を代表するプレミア古銭:八咫烏50銭銀貨

大正時代のプレミア古銭といえば「八咫烏50銭銀貨」ではないでしょうか。

たった14年間という短い期間だった大正時代の中で、この八咫烏50銭銀貨は特にプレミア価値が高い古銭で、買取相場は美品で100万円~150万円、未使用であれば180万円~200万円という驚きの買取相場となっています。

八咫烏50銭銀貨は、一般流通する前に素材の銀地金の価値が額面を上回ってしまい、日本政府が流通前に回収したという逸話があります。

こういった背景事情から特に高い稀少性があり、古銭コレクターであってもなかなか見たことがない方もいるというまさに「逸品」ではないでしょうか。

大正古銭の価値を上げるために必要なこと

大正古銭の価値を上げるために必要なこと

古銭の価値には「その年代の価値」と「素材そのものの価値」という二つの価値が相まって古銭の価値が決まります。

その上で大正時代の古銭の中で前項でご紹介したような一部のプレミア古銭であるかどうかが重要です。

そして次に素材ですが、金貨であれば素材そのものが稀少価値が高く、発行枚数が多くないので、この二つの価値は関連性が高いといえるのではないでしょうか。

大正古銭の価値を下げない方法

古銭をお持ちの方ならば、自分が持っている古銭が今後高くなるかどうかは気になるところではないでしょうか。

大正古銭だけでなく、古銭は全般的に今後価値が高まっていくのではないかという見方もありますので、長い目で見れば今よりも価値は高まっていく可能性は否定できません。

しかし、直近での価値を見る限り極端に需要が高まらないと実現は難しいかもしれませんが、ここで大切なこと、それは「今ある古銭の価値を下げない方法」が大切です。

大正古銭は適切な環境で保管しよう

古銭は保管環境で素材の金属が劣化を招き、今よりも価値を下げてしまう可能性の方が高いのです。

持っている古銭は専用ケースに入れて保管し、風通しの良い場所に保管しましょう。

古銭は湿気に弱く、劣化の原因となります。また、直射日光も表面の変色を招きますから日の当らない場所が良いでしょう。

大正古銭は価値のわかる買い取り業者へ

近年のリユースブームに伴い古銭の買取を行う業者も増えてきました。

一部のリサイクルショップでも取り扱いするところもあるようですが、古銭は基本的に発行年代が古いものが多いので、その時代ごとに稀少性の有無が異なります。

そのため、古銭に関する潤沢な知識や豊富な査定経験がないと、本当に価値の高い古銭の価値を見抜くのが難しいのです。

大切な古銭の価値を見極めてもらうならば、古銭に詳しい専門店へお願いすることが望ましいでしょう。

大正時代に流通していたお金の種類や現在の古銭買取の価値まとめ

大正時代に流通していたお金の種類や現在の古銭買取の価値まとめ

今回は大正時代の古銭について、価値や種類に関する情報をご紹介しました。

コレクターの多くが持っているとされる大正時代の古銭ですが、その多くはまだまだ買取市場には出回っておらず、稀少性の高いものや状態のよい大正古銭であれば高値が期待できるかもしれません。

ご自身で大正時代の古銭をお持ちなら、まずはいくらになるのかだけでも知っておいても損はありませんので最寄りの古銭買取業者へ相談してみてはいかがでしょうか。

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